【治安】ブエノスアイレス市レティーロ地区での置き引き【邦人被害】

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2023年3月27日にボカ地区で強盗未遂を知らせるメールが在アルゼンチン大使館から送られてきました。

当サイトでも注意喚起の意味を込めて掲載します。

邦人がブエノスアイレス市レティーロ地区において、置き引き被害に遭いました。同地区は盗難等の被害多発地域となりますので、くれぐれもご注意願います。

【本文】
 邦人が被害者となる事件が発生したところ、以下のとおりお知らせします。

1 事件の概要
(1)日時
 2023年3月22日午前11時40分
(2)場所
 ブエノスアイレス市レティーロ地区のオフィスビル地上階の受付カウンター
(3)被害
 旅券、ノート型PC等を収納したリュックサック
(4)犯人
 リュックサックを携行した男3人組(身なりは整っており、見るからにスラム街の住民という風体ではない)
(5)被害の状況
ア 被害者は、オフィスビル地上階の受付カウンターで入館手続きを行う際、小型スーツケースを身体の正面、リュックサックを右足元横の床に置いていた。
イ 入館手続きの最中、リュックを手に提げた男2人が、被害者の後方から周囲を見渡しつつ、被害者に近づき、持っていたリュックと被害者のリュックをすり替え、立ち去った。なお、視界の外であったことから、被害者は犯人たちの動きに気付かなかった。
ウ 被害者が入館手続きを終え、自分のリュックを取ろうとした際に、中身が空の別のリュックにすり替えられたことに気付いた。
エ この犯行は、被害者が受付カウンターに到着後1分以内の出来事であった。
オ なお、同ビル防犯カメラの映像によると、犯人は3人組で、手から提げたリュックを被害者の物とすり替える実行役、実行役の隣で被害者一行が犯行に気付かないか警戒する役、やや離れた位置から全体を監視する役に分かれ、犯行に及んでいた。

2 防犯対策
(1)レティーロ地区は、レティーロ駅北側に大規模ビジャ(スラム街)が存在することから、平素から治安が悪く、コロナ禍以前から強盗、窃盗等の犯罪が多発している地域です。荷物を肌身から離さないよう、十分に注意してください。
(2)盗難被害を最小限にするため、旅券、携帯電話などの貴重品は、一つのリュック等にまとめることなく、ウエストポーチなど他のカバン等に分散させてください。

3 外務省海外安全ホームページのご案内
 外務省海外安全ホームページ(リンク下)では、アルゼンチン特有の犯罪様態に対応した防犯対策情報など掲載しておりますのでご確認ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_241.html#ad-image-0
 また、邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合は、大使館にご一報ください。

【問い合わせ先】
在アルゼンチン大使館領事班
電話:011-4318-8220
メール:conbsas@bn.mofa.go.jp

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