
今日はMilanesa(ミラネサ)の紹介です。
アルゼンチン人に「好きなアルゼンチン料理は?」と聞いたら 80%で名前があがる料理です。
日本でいう、とんかつみたいな料理ですね。
ミラネサというのは、(イタリアの)ミラノ風 という意味らしいです。
またしてもイタリア移民の影響がでてますね。
今回はハムとチーズを乗せたミラネサ、ミラネサナポリターナの紹介です。
ハムとチーズがのせてありますが、普段はあまりのってなかったり、代わりにトマトだったりします。
材料
用意するもの
- 薄切りの牛肉または鶏肉
- 小麦粉 適量
- パン粉 適量
- 塩 適量
- 揚げ油 適当
詳細
ポイント
- 薄切りの牛肉または鶏肉
- 小麦粉 適当に
- パン粉 適当に
- 塩 適量
- 溶き卵 肉の枚数に合わせて。
- 揚げ油 適当に
食べる量だけご用意ください。
私は牛肉派です。
アルゼンチンではミラネサ用の味付き粉が販売されています。
日本ではパン粉で大丈夫です。
だいたい2つぐらいです。
足りなくなったら足せばいいんですよ。
どうです?このざっくりとした感じ。
ぶっちゃけグラムとかわからないし、測ったこともありません。
ましてやみんなどれぐらい食べるかわからないんだから、何とかわかるかよ!!
料理したことある人なら経験則でわかると思います。
これから料理する人は、まあがんば!
下準備として、牛肉は1cmぐらいに薄切りにして、筋を取って、柔らかくなるように包丁の裏などで叩きましょう。
この時に厚めに切ると、揚げる時に火が通らないこととかあるので、薄くしましょうね。
生焼けは危ないですからね。
私は普段、お肉を買った後はフォークでメッタ刺しにします。 柔らかくなるようにね。
ストレス発散にもなるしーとかいうのはありません。
むしろストレスがたまります笑
やわらかくしたお肉に塩をかけてなじませます。
砂糖とかでもいいと思います。
まあ雰囲気ですよ雰囲気。
なんでこんな適当な子に育ったんでしょうか。
焼きまっせ
はい、じゃあ調理していきましょうか。
とんかつみたいなかんじですので、またざっくりと説明していきます。

パン粉(左)、下準備後のお肉 と 小麦粉(右)
下準備をしたお肉に小麦粉をまぶします。
てきとーにパパっとね。
その後、溶き卵にダイブさせます。

パッチャーンとならないようにやさしくしましょうね。
撮影時は細かく切ったパセリと溶き卵を合わせてますが、もうお好みで。
(パセリもお好みですので、なくても無問題)

溶き卵に浸されてベチョになったお肉さんをパン粉さんでやさしく包んであげましょう。
料理は愛情だと私は口酸っぱく言います。
ミラネサの半分も優しさです。
あと半分はお肉とか、そこらへんの粉です。
はい、いよいよ 揚げます。
フライパンか油物用のフライパンか、とにかく何かに油を適量いれて、180度ぐらい(油がパチパチ言ってるぐらい)まで加熱します。
そこに先ほどパン粉の愛情で包んだお肉をやさしく入れます。
愛情故と、強くいれると油が跳ねてやけどしますからね。 主に後者の理由ですね笑
愛情を注いだお肉が、加熱した油に焼かれている様子を これもあの子の為よと、グッと堪えて見守りましょう。
可愛い子には旅をさせよとね。

で、まあ焦げない程度で肉を焼けたであろうタイミングで取り上げます。
そこを一番詳しく書けよと言われるかもしれませんが、そんなの雰囲気ですよ。
だいたい上の画像の衣の色が目安です。
取り上げて、切って、まだ焼けてなかったらもう一度加熱してください。
最後にちょい焼きのハムとチーズを乗せればミラネサナポリターナの完成です!(画像は下にあります)

いただきます

はい、焼いてお皿に盛り分けたら、ソースはかけずにそのまま食べてください。
あくまでもとんかつではなくミラネサなのでソースはかけません。
でもホワイトソースのミラネサもあり、これはこれで美味しいのですよね。
こちらは友達が教えてくれたソースです。
多分シーザーソースですかね、パッケージにCaesarとあるので。
もし足りないと思ったらかけてください笑
ソースをかけるときはミラネサナポリターナのようなミラネサではなく、単にミラネサだけのときのほうが一般的です。
ミラネササンドウィッチ

私は上の写真の様にミラネサをはさんだサンドイッチもたまに食べます。
でもすーぐお腹がいっぱいになるのであまり数多くは作りません。
味はね、ミラネサとフランスパンの味です。
そりゃそうか。
みなさんもとんかつに飽きたらぜひどうぞ!
小麦粉なし

こーんなかんじ
ちなみに私が普段つくるミラネサは小麦粉なしです。
用意するものは薄切りの牛肉とミラネサの粉と溶き卵です。
塩とかは卵にかけてもいいし、かけなくてもいいです。
溶き卵にダイブさせた後にミラネサの粉につけます。
そして粉をまんべんなくつけていきます。
で、焼きます。

かーんせーい
そしてさきほどのホワイトソース(シーザードレッシング)を左手に添えるだけです。
この小麦粉なしはもう少し健康的にいただけます。
これはアルゼンチン流じゃないと言われようが、気にしません笑
私は実利を重視するタイプです。
いつだって自分にとっていいと思うことをしていきます笑
小麦粉をいれるとカロリーが半端ないので私はいれません。
ちょっとヘルシーに食べたい方向けのミラネサでした。
このブログのおかげで料理は愛情だってことに気付いてもらえるように、レシピシリーズを続けていきます。
レストラン
ブエノスアイレスでおすすめのレストランはEl club de la milanesaです。
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大きくて豪華なミラネサで有名なEl Club de la Milanesa(エル・クルブ・デ・ラ・ミラネサ)とは!!