2月7日(水曜日)の午後2時頃に警察と強盗の銃撃戦がAv.Corrientes(コリエンテス通り)でありました。
コリエンテス通りにはEl Gato negroや劇場、レストランが多いので人通りも多いです。
本日はそんなコリエンテス通りで逃走した強盗と強盗を追った警察とで銃撃戦が起きました。
先月にもボカ地区で銃撃戦はありましたが、市内とは少し離れており、治安がいいエリアではありませんでした。
しかし今回は人通りも多いエリアで、日中の出来事だったのでニュースでも大々的に取り上げられました。
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Av. Corrientesで
コリエンテス通りにはEl Gato negroという有名な喫茶店や劇場、ピザのお店が多い地域です。
またエリア内のリベルタ通り(Av.libertad)には貴重品店やカメラ系のお店などが固まった地域もあります。
午後2時なので人通りも多い時間帯でした。
警察も各ブロックに1組はいるぐらいは設置されているエリアです。
私はここを歩く時に不安を感じることはまったくないです。
銃を伴う強盗としてはボカ地区などが筆頭にあがりますが、市内ではモトチョロ(バイクでのひったくり)などはよく聞きますが、市内の警察が細かく配置されたエリアでの出来事だったので、大々的にとりあげられました。
銃撃戦
事件は午後2時をすぎた時にコリエンテス通りで起きました。
3人の強盗のグループがリベルタ通りにある宝石店から金品を強奪して、手配していた黒いスポーツカータイプの車で逃走する時に、それに疑いを持った1人の警察官が大きい声で話しかけると、強盗グループは警察官にむけて発泡しました。
その警察官は防弾ジャケットのおかげで助かりました。
黒いスポーツカーはアクセルを踏み込み他の車にぶつかりながら警察に突っ込んでいき、15発以上発泡しました。
その場に居合わせた人は叫びながら走って逃げ始めました。
この時に警察も応戦するために発泡しました。
40発にも及ぶ銃撃戦が繰り広げられ、犯人の1人である35〜40歳の音は胸の辺りを撃たれ致命傷を追いました。
少なくとも3発の弾丸を受けており、逮捕後に病院に搬送されました。
そしてどちらの銃弾かはわかりませんが通行人にも流れ弾があたり、怪我人も2人でました。
女性は足に2発、男性は足に1発流れ弾が当たりました。
幸いにも命に別状はないようです。
怪我人を病院に搬送するために救急車も必要なので交通はさらに麻痺したみたいです。
逃走した犯人を確保するために
1人は致命傷を受け警察官に逮捕後、病院に搬送されましたが、まだ逃走中の仲間がいるので、警察官はそれらを追うためにエリア一帯を通行止めを敷きました。
仕事の後も動けない人で混み入り、辺り一帯はカオスになりました。
ヘリコプターで移動する場面もでてくるなどして残りの逃走犯も探していますが、未だ見つかっていません。
参考記事
https://www.clarin.com/policiales/tiroteo-avenida-corrientes-uruguay-centro-porteno_0_Sy9JvvPUM.html
リンク先には流れ弾が被弾した通行人、胸に致命傷を抱え倒れている強盗の写真やビデオもありますのでお気をつけください。
最後に
事件当日私は図書館にこもりっきりでしたが、義母からこの事件を聞いた妻が私の安否を確認したことで事件のことをしりました。
前日には用事のためにこのコリエンテス通りを歩き、市内に行っていました。
まさかその翌日の昼間にこのような事件が起きているとは思いもしませんでした。
友人の話によると地下鉄も動かなかったぐらい、交通は麻痺していたそうです。
今までは銃を伴う強盗があるのはボカ地区などわかりきって治安の悪い場所だけだと鷹をくくっていましたが、自分の生活圏内でもこういう銃撃戦があり、負傷者も出ているので緊急の時の行動をよく考えておこうと思いました。
交通事故と一緒で必ず避けられるものではなく、回避率は下げれるけど、起る時は起ります。
なので回避も考えつつ、実際に事が起った後のことも考えながら行動することが大事になってきます。
少し外出が怖くなってしまう事件でした。
日中でも起るのでやはり油断せずに警戒し続ける事が大事ですね。
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