今回はブエノスアイレスにある富裕層の地区レコレータ地区(Barrio Recoleta)の魅力を紹介します。
レコレータ地区といえばまず思い浮かぶのは、墓地とは思えないレコレータ墓地と、荘厳な書店エル アテネオですね。
今回は上記ふたつに加え、他のレコレータのおすすめのスポットも紹介します。
レコレータ墓地
まず初めに紹介するのがレコレータ地区の観光スポットを代表するレコレータ墓地です。
スペイン語だとcementerio de la recoleta(セメンテリオ・デ・ラ・レコレータ)です。
この墓地はブエノスアイレスでは有名な観光地として連日賑わっています。
レコレータ墓地は7時から夕方5時半まで解放しています。
墓地なので入場料はありません。
墓地周りにはショッピングモールや公園、博物館があるため観光客や公園でのんびりするために来た人で賑わっています。
場所
レコレータ墓地には
レコレータ墓地には歴代大統領13人や著名人が永眠しています。
その中にはアルゼンチンと聞いて思い浮かぶかもしれない人物エビータも含まれています。
連日多くの観光客がこのエビータのお墓を拝むべくここレコレータ墓地を訪れています。
アルゼンチン人にとってレコレータ墓地で永眠することはとても誉れなことだったため、お墓とは言え、ひとつひとつが小さい家みたいにしっかりと建てられています。
エル アテネオ
次にエル アテネオ(El Ateneo)です。
エル アテネオは本屋さんとは思えないほどクラシックな内装を見るためにたくさんの観光客がその写真を撮影しています。
エル アテネオはあくまでも書店なので、本を売るのが生業ですから入場は無料です。
チェーン店でこちらの荘厳な書店の名前はEl Ateneo Grand Splendid(エル・アテネオ・グランド・スプレンディド)と言います。
エルアテネオは書店ですが、1919年に建てられた「グランド・スプレンディド劇場」の建物を利用しているので、中は本屋さんとは思えないほどクラシックな内装です。
ボックスシート席にも本が並んでおり、下を見ても本が並んでおりとても優雅な場所です。
場所
フローラリス ヘネリカ
Floralis Genérica(フローラリス・ヘネリカ)は銀の花をかたどったオブジェクトです。
気温に応じて開閉します。
場所
そしてこの周辺には隠れ観光スポットが3つあります。
地味な隠れスポット？その1
レコレータ地区といえば墓地やエルアテネオが真っ先に挙げられますが、このフローラリス・ヘネリカ周辺もなかなか趣がありいい場所です。
フローラリス・ヘネリカがある広場の横にはUBA(ブエノスアイレス大学)があります。
UBAは南米で一番優れている大学の一つです。
また見てもらったらわかるように大学には見えない、ギリシャ神殿のようなキャンパスが特徴です。
UBAの左側に先ほど紹介したフローラリス・ヘネリカが見えますね。
土日ではこのUBAのキャンパスの階段や柱の周辺で写真撮影をしている人がいるぐらい人気な隠れスポット(?)です。
地味な隠れスポット？その2
フローラリス・ヘネリカ、UBAでの写真撮影もそうですが、私の一番のおすすめは春から夏に咲いているハカランダ(紫色の花)です。
ブエノスアイレスでは春先(10月中旬)からこのハカランダが綺麗に咲き始めます。
12月の中旬ごろには散っているので10月中旬〜12月初旬が見どころです。
UBAの横に歩道橋がかかっており、ハカランダと同じ高さで写真を撮影することができます。
またUBAの向かい側の歩道にはハカランダが道のりに一定間隔で植えられているので綺麗なハカランダ並木が見れます。
地味な隠れスポット？その3
フローラリス ヘネリカやレコレータ墓地から少し歩いたところに国立図書館があります。
こちらの図書館少し変わった形をしており、周辺は撮影スポットとなっております。
最後に
今回はブエノスアイレスにある富裕層の地区レコレータ地区(Barrio Recoleta)の魅力を紹介しました。
レコレータ地区といえばまず思い浮かぶのは、墓地とは思えないレコレータ墓地と、荘厳な書店エルアテネオですが、それ以外の隠れスポットも紹介しました。
レコレータ周辺は富裕層エリアのため比較的安心して観光することができます。
ブエノスアイレスに長期滞在をする予定の方はレコレータ墓地やエルアテネオだけでなく、UBAやフローラリス・ヘネリカにも足を運んでみてください。
レコレータ地区は治安はいい方ですが、UBAのキャンパス近くの柵の向こうはVilla31(ビシャトレインタウノ)という巨大なスラム街がありますので、絶対に近づかないでください。
レコレータ自体は安全ですが、自分からスラム街に近寄って行った場合はその限りではありませんのでご注意を。