11月4日に邦人被害を知らせるメールを在アルゼンチン大使館から送られてきました。
当サイトでも注意喚起の意味を込めて、掲載します。
1 日 時
11月3日(日)午後14時頃2 場 所
ブエノスアイレス市レティーロ地区
レティーロ駅前 バス停3 概 要
当地を観光で訪れていた邦人男性が,バス停においてバスを待っていた際に,バス停付近にいた浮浪者風の男性から緑色の液体を背中にかけられた。被害者と浮浪者風の男性が口論となっていたところ,女性と男性2名が近づいてきて,口論を仲裁しつつ,汚れを拭いてくれるとのことであったので,携行していたポーチを外した際に,浮浪者風の男がポーチをひったくり逃走したもの。女性らについても「ひったくり犯を追いかける」としてそのまま逃走した。被害者に身体的被害はなし。4 被害品
ポーチ,パスポート,現金,カメラ等5 防犯対策
(1)常に警戒心を維持し,時折周囲に視線を向けるなど,警戒心を顕示する。
(2)不審な人物に話しかけられても相手をせず,速やかにその場を離れる。
(3)外出の際は貴重品を必要最小限にするとともに,身分証明書,クレジットカード等は一つにまとめて持ち歩かない。 以上【問い合わせ先】
在アルゼンチン日本国大使館 領事班
Bouchard 547, Piso 17, C1106ABG - Buenos Aires, Rep. Argentina
電話 (54-11) 4318-8220 FAX (54-11) 4318-8231
メール conbsas@bn.mofa.go.jp
ケチャップ強盗
今回のようなケチャップ強盗は昔からある手口で、アルゼンチンに旅行に来る前に聞いたことがある方も多いと思います。
2017年ごろからはケチャップはあまりにも有名になりすぎたので、透明な液体に切り替えたみたいです。
それでも手口は同じで臭い液体をカバンや服にかけて、親切を装った人間がかばんを盗んだり、カバンの中から一部を抜き取るものです。
いつもこういったケチャップ強盗の類はグループでの犯行です。
ですので、臭い液体をかけらたり、違和感があれば話しかけられても無視して一目散にその場を離れることをおすすめします。
またレティーロ駅ではこうしたケチャップ強盗に限らず、女性が話しかけてきて、話に集中させている間に片割れが荷物を盗むといった手口もありますので、常に警戒をしておくことが大事です。