今回はブエノスアイレスでよく起こる置き引きへの注意喚起です。
7月12日にも在アルゼンチン日本国大使館からも邦人被害の置き引き事件について、注意のメールがきてて、その二週間後の土曜日に私も置き引きに遭いかけました。
今回は改めて置き引きへの注意換気と対策についてです。
注意対策や現状の後に、間抜けにも私も置き引きに遭いかけた話もします。
アルゼンチンの治安については下記のリンクにまとめました。
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【まとめ】必読!アルゼンチン/ブエノスアイレスの治安、トラブル情報と防犯の方法完全まとめ
ブエノスアイレスにおける置き引き
ブエノスアイレスや南米、というか海外では日本と違い、お店などで場所取りのためや、椅子の上に置いていると簡単に盗まれます。
これはそこにカバンを置いている人は盗まれるためにわざとしてるのかというぐらい、海外ではすぐ盗まれるので気をつけてください。
ブエノスアイレスでも旅行客のHUB地域や空港では、置き引きが多いです。
日本人に限らず、外国の観光客を狙って置き引きを専門にしている人もいます。
レティーロ駅
特に有名なところでは、レティーロ駅(Estación Retiro)が置き引き被害が多いです。
この前も観光客の人が、少しトイレに行っている間に、彼氏に荷物をみてもらっていたら、その隙に女性が話しかけて来て、30秒ほど目を話している隙に共犯者が荷物を盗んで言ったそうです。レティーロ駅はブエノスアイレスから他の地域にいくための長距離バスや、大きいHUB地なのでこういう風にいろんな手で置き引きを狙っているみたいです。
だいたいは置き引きは単独犯ではなく2人組ですので、1人で話しかけられても無視するか荷物を見ていた方がいいです。
観光客っぽい人に話しかけて来る人はだいたい窃盗目的です。
まず観光客に道を聞いたりなんて、しないですしね。
地元の人が観光客に道聞きます?
とにかく不安な人はどんないい人そうでも困っている人でも、カバンから目を話さず、知りませんと突き放した方がいいです。
その他のアルゼンチンの路上で気をつけたいことは下記のリンクに箇条書きでまとめました。
邦人男性の置き引きの被害
以下は在アルゼンチン日本国大使館からも邦人被害の置き引き事件についての注意のメール原文です。
1 日時
7月11日(水)午後1時30分頃
2 場所
ブエノスアイレス市レティーロ地区 San Martin 975 レストランFilo内
3 概要
当地を出張で訪れていた邦人男性が、市内レストランにおいて同僚と食事をし、帰ろうとしたところ、座席の斜め後ろ付近に置いていた鞄が無くなっていることに気付いたもの。周囲には少数ではあるが他の客が居り、また、店内に防犯カメラは設置されていなかった。
4 被害品
鞄、旅券、クレジットカード数枚
5 防犯対策
(1) 店に行く際は貴重品を必要最小限にするとともに、身分証明書、クレジットカード、キャッシュカード等は一つにまとめて持ち歩かない。
(2) レストラン等では、入口付近の席を避けるとともに、店員、監視カメラ等からの死角となるような席は選定しない。
(3) バックを椅子に掛けたり、テーブル上や地面に置いたりするようなことはしない。また、荷物から目を離した僅かな隙を狙う場合がほとんどであるため、荷物を身体から離さないよう注意する。
(4) 不審な人が近づいたと感じた際は、荷物をしっかりと保持する。
以上
私から
3の概要のところにあるようにブエノスアイレスでは監視カメラを設置していないレストランもあります、カメラは脅しだけのもので実際には回していなくて証拠のためにデータの提出を求めても、手に入らないこともありますので、自分の身を守れるのは自分だけです。
私は普段、レストランなどに行くときは極力カバンなどを持っていかないようにしています。
しかし観光で来る人でそれは難しいと思います。
そのため置き引き対策として、一番有効なのはカバンを終始手に持っていることです。
けど、それだとせっかくの食事を楽しめませんよね。
そういう方には、置き引き対策用の鍵がおすすめです。
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防犯グッズおすすめまとめ。海外旅行に必須の防犯グッズ9選。
これは私のスーパーアドバイザー(?)の方に教えてもらったのですが、実際に見せてもらって、有効だと思いました。
ワイヤータイプなので、切ろうと思えば切れますが、レストランの中でワイヤーを切ろうと頑張っている人がいれば流石にすぐわかると思います。
まあ油断は禁物ですけど、もしスパスパの実の全身刀人間がいたら、切られて持っていかれますしね。
まあ冗談ではなく、ワイヤーに頼りっきりにするのではなくあくまでお守りみたいなもので、置き引き対策としては片時も目を話さずに身につけておくか、見張ってください。
スタバで置き引きに遭いかけた話
普段は荷物を持たずに市内をうろうろしている私ですが、たまたまその日は用事があって、土曜日のスタバで友達を待っていました。
国会議事堂近くのスタバなので、まあ滅多に観光客の方が使うことはないと思いますけど。
土曜日の朝で、人がまっっっっったくおらず、いつもはドアに警備員もいますが、休日のためか警備員もいませんでした。
二階の大きいテーブルで友人を待っており、カバンはひっかけるところがあったのですが、友人用の席とりも兼ねて隣の椅子に置いていました。
これがいけなかった。
時間より遅れてくる(アルゼンチンの日常)友人を待っていて、スマホポチーしていました。
そして私の後ろを2人組みが通りすぎて、5秒後ぐらいに隣のカバンを見ると、あなや!カバンがありませぬぞ!!
階段を見ると肌黒い男2人がそそくさと降りていました。
座る前に確認した時に見ていない顔なので、そうかと思い追いました。
これはスタバの店内だったので追いましたが、外だったら危害を加えられるかもしれないので追わないでください。
片方の窃盗犯が私が追いかけているのに気づき、もう1人のカバンを持っている方が階段に私のカバンを置いてただ一言「こんにちは」的なことを言いました。
私はどうしたらいいかも何を言ったらいいかもわからないのでとにかく階段に置かれたカバンを取り返してから、一目散に人がいるとこに行きました。
今回はたまたま置き引きにすぐ気づいて、犯人が外に出る前だったので取り返せましたけど、外だったら危ないので追いかけなかったと思います。
とにかくこの日の教訓はスタバでもどこでもやっぱりカバンは肌身離さずに持つ。です。
一般的にスタバは、マクドナルドやバーガーキングと違い、セキュリティがまだあるほうとして認知されていますが、やっぱりブエノスアイレスはブエノスアイレスだから気をつけるに越したことがないと思います。
窃盗の技術はとても素晴らしく、私も実際に盗る瞬間には気づきませんでしたし、違和感が遅れて来てからようやく盗まれたと気づくレベルでした。
普段から荷物や置き引きのことを考えてチェックしていたので、手に持っていないときは確認していましたが、次からはそもそも手放さないようにします。
被害に遭った男性もレストランだし、そんな置き引きなんてないと思ったのかもしれません。
ないなんてことは絶対にないので、やっぱりどこででもですが、置き引きには注意してください。
この盗難未遂のおかげで、またブエノスアイレス市内を歩いたりするときはお店の中でも気をつけようと改めて思わされるようになったので結果的には将来のことも考えればよかったと思います。
そもそも盗まれないように肌身離さず持っておこうと思います。
最後に
ドルの影響でまたアルゼンチンペソの価値が下がり、ブエノスアイレス市内やコルドバとかでも、治安が悪くなる恐れがあるので、ブエノスアイレス市内を観光するときは十分に注意を払ってください。
夜の移動などではタクシーを使ったり、人通りの多い道をりようしたり、日中でも路上でのスマホを使っているところをバイクのひったくり(モトチョロ)などに気をつけてください。
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【まとめ】必読!アルゼンチン/ブエノスアイレスの治安、トラブル情報と防犯の方法完全まとめ
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