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ブエノスアイレス観光地

【アルゼンチン独立の象徴】五月広場とカサ・ロサーダの歴史と見どころ

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こんにちはー。2016年からアルゼンチン在住のvacaloca(@vacaloca1219)です。

ブエノスアイレスの中心に位置する五月広場と、広場に面して建つカサ・ロサーダは、アルゼンチンの歴史を象徴する重要なスポットです。

五月広場は、独立運動や政治的な出来事の舞台となった歴史ある広場で、現在も国民の集会やデモが行われる場所として知られています。

一方、カサ・ロサーダはアルゼンチン大統領府として使用されており、その特徴的なピンク色の外観と、エビータ・ペロンが演説を行ったバルコニーで有名です。

この記事では、五月広場とカサ・ロサーダの歴史や見どころを紹介します。

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五月広場(Plaza de Mayo)

ブエノスアイレス中心部に位置する、アルゼンチンの歴史と政治の象徴的な広場です。

独立運動や政治的デモが行われてきた歴史的な場所で、カサ・ロサーダや大聖堂などの名所に囲まれています。

  • アルゼンチン独立の象徴
  • 1810年5月25日にスペインからの独立運動が始まった場所で、現在も政治集会やデモが行われる歴史的な広場。

  • カサ・ロサーダ(大統領府)
  • 広場の正面にはピンク色の建物「カサ・ロサーダ」があり、歴代の大統領が民衆に向けて演説を行った場所として知られる。

  • 五月革命記念碑
  • 1811年に建てられた白いオベリスク型の記念碑で、アルゼンチンの独立運動を記念するシンボル。

  • 五月広場の母たち
  • 軍事独裁政権時代に行方不明になった子どもたちを探し続ける「五月広場の母たち」が毎週木曜日にデモを行う場所。

場所

オベリスコから東南の方角にまっすぐ歩いて行けば着きます。

カサ・ロサーダ(Casa Rosada)

ブエノスアイレスの五月広場に建つ、アルゼンチン大統領府であり、国の政治の中心地です。

かつてスペイン王国の植民地時代には要塞として使われ、独立後に政府庁舎として改築されました。

  • スペイン統治時代の要塞
  • 16世紀、スペイン王国がブエノスアイレスに築いた要塞が始まりで、のちに植民地の行政機関として使用された。

  • 大統領府としての歴史
  • アルゼンチン独立後、19世紀末にピンク色に塗られた政府庁舎となり、「カサ・ロサーダ(ピンクの館)」と呼ばれるようになった。

  • 有名なバルコニー
  • エバ・ペロン(エビータ)やホアン・ペロン大統領が民衆に向けて演説を行ったことで有名なバルコニーがある。

  • 政治的な象徴
  • 五月広場に面し、デモや祝賀行事の舞台となるアルゼンチン政治の象徴的な存在。

館内ツアー

カサ・ロサーダでは、かつて週末限定で館内ツアーが開催され、アルゼンチン大統領府の内部を見学することができました。

ツアーでは、歴史的な建造物の内部を巡り、大統領の執務室や有名なバルコニーなど、普段は立ち入れないエリアを見学できる貴重な機会となっていました。

  • 歴史ある大統領府を見学
  • アルゼンチンの政治の中心であるカサ・ロサーダの内部を案内付きで巡るツアー。

  • エビータ・ペロンの演説バルコニー
  • 多くの歴史的スピーチが行われた有名なバルコニーを間近で見学。

  • 歴代大統領の部屋や会議室
  • 歴代の大統領が使用してきた執務室や会議室などを見学できる貴重な機会。

  • 無料で参加可能
  • ツアーは無料で提供され、観光客にも人気の高いアクティビティだった。

現在、この館内ツアーは中止されており、再開の予定は未定となっています。

周辺の施設

5月広場の周辺には歴史的、政治的、文化的、経済的に重要な施設があります。

カビルド(Cabildo)

ブエノスアイレスの五月広場に面する、スペイン植民地時代に建てられた歴史的な建物です。

かつての市役所であり、1810年の五月革命時には独立運動の舞台となりました。現在は博物館として公開されています。

  • スペイン植民地時代の市役所
  • 18世紀に建設され、スペイン統治下の行政機関として機能していた歴史的建築。

  • 五月革命の中心地
  • 1810年5月25日、アルゼンチン独立運動の発端となる五月革命がここで行われた。

  • 博物館として一般公開
  • 現在は博物館「カビルド博物館」として、独立運動の資料や当時の遺物が展示されている。

カテドラル(Catedral Metropolitana)

五月広場に面する、アルゼンチンを代表するカトリックの大聖堂です。

19世紀に建てられたネオクラシック様式の外観と、美しい内部装飾が特徴で、アルゼンチンの歴史とも深く関わっています。

  • サン・マルティン将軍の霊廟
  • アルゼンチン独立の英雄ホセ・デ・サン・マルティン将軍が眠る霊廟があり、多くの人々が訪れる。

  • ネオクラシック様式の建築
  • ギリシャ神殿のような円柱が並ぶ外観が特徴で、内部には美しいモザイクやステンドグラスが施されている。

  • 法王フランシスコのゆかりの地
  • 現在のローマ法王フランシスコが枢機卿時代に務めた教会であり、彼の足跡をたどることができる。

  • 静寂と荘厳な雰囲気
  • 観光地でありながら、内部は静かで荘厳な空気が流れ、祈りや瞑想にふさわしい場所。

光明の家(Manzana de las Luces)

ブエノスアイレスの歴史地区にある文化的・歴史的に重要な建物群です。

17世紀にイエズス会によって建設され、教育や政治、宗教の中心地として機能してきました。

現在は、歴史的な建築物や地下トンネルが残る観光スポットとして、多くの訪問者を魅了しています。

  • イエズス会による建築
  • 17世紀にイエズス会によって建設され、アルゼンチン最古の教育機関が置かれていた。

  • 地下トンネルの遺構
  • 当時の秘密の通路として使われた地下トンネルが残されており、ツアーで見学可能。

  • 歴史的建造物が集まるエリア
  • 旧国会議事堂や宗教施設など、アルゼンチンの歴史を感じられる建築が点在する。

  • 現在は文化センターとして活用
  • 博物館やギャラリーとして公開され、歴史や文化を学べるイベントも開催されている。

最後に

五月広場とカサ・ロサーダは、アルゼンチンの歴史と政治の中心地として、ブエノスアイレスを訪れるなら外せないスポットです。

広場を歩きながら独立運動の歴史に触れ、大統領府の壮麗な建築を眺めることで、アルゼンチンの過去と現在を感じることができます。

現在、カサ・ロサーダの館内ツアーは中止されていますが、外観だけでも十分に見応えがあり、写真撮影にもおすすめです。

ブエノスアイレス観光の際には、ぜひこの歴史的なエリアを訪れてみてください。

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