2019年12月17日に邦人被害を知らせるメールを在アルゼンチン大使館から送られてきました。
当サイトでも注意喚起の意味を込めて、掲載します。
1 日 時
12月14日(土)午前11時頃。2 場 所
ブエノスアイレス市プエルト・マデーロ地区,FAENAホテル前。
(Puerto Madero, Hotel FAENA)。3 概 要
報道等によると,12月14日(土)午前11時頃,首都ブエノス・アイレス市プエルト・マデーロ地区のFAENAホテル入り口付近において,当地に旅行で訪れていたイギリス人一家6名が,エセイサ空港からホテルに到着したところを,2人組のバイク強盗に襲われました。この際,強盗に抵抗した男性2名が銃で撃たれ,病院に搬送されたものの,1名が死亡し,もう1名は足を負傷し入院中とのことです。警察によると,強盗らのバイクには,共犯者が乗った乗用車が並走し,エセイサ空港から一家を狙って後をつけて来ていたものとみられており,約1か月半前にもカナダ人旅行者が,別の地区において同様の手口で襲われているとのことです。
プエルト・マデーロ地区は,市内でも最も安全な地区とも言われておりますが,そのような地域でもこのような犯罪被害に遭う可能性もありますので,外出される場合は十分にご注意ください。また,当地では銃器が流通していますので,犯罪に銃器が使用される可能性を考慮し,強盗等に遭っても決して抵抗することなく,命を最優先にするようにしてください。5 防犯対策
(1) 当地では銃器を使った犯罪が多発していることを認識し,外出する際は常に警戒心を維持し,時折周囲に視線を向けるなど,警戒心を顕示する。
(2) 外出の際は貴重品を必要最小限にするとともに,身分証明書,クレジットカード等は一つにまとめて持ち歩かない。
(3) 近くで銃声等が聞こえた場合は直ちに低い姿勢をとり,堅牢なものの陰に隠れて身の安全を確保する。
(4) 周囲の安全を確認後,可能であれば,低い姿勢のまま銃声等から離れるように安全な所に待避する。
(5) もし犯罪に巻き込まれた場合は決して抵抗せず,犯人を刺激するような行動や素早い動きはしない。6 その他
休暇時期となるこれからは,旅行者を狙った犯罪が増える可能性があり,例年,強盗,窃盗被害が多く報告されていますので一層の注意が必要です。これら犯罪は,グループで実施されることが多く,液状のものを掛けて拭き取ることを装って話しかけてくる(ケチャップ強盗),又は,被害者の注意を貴重品からそらすために話しかける等により,そのわずかな隙に貴重品をかすめ取る手口が一般的ですので,見知らぬ人に声を掛けられた場合は,犯罪グループに狙われている可能性がありますので,相手にせず,速やかにその場を離れる等十分注意してください。(以上)邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合には,大使館にご一報ください。
このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。
【問い合わせ先】
在アルゼンチン日本国大使館 領事班
Bouchard 547, Piso 17, C1106ABG - Buenos Aires, Rep. Argentina
電話 (54-11) 4318-8220 FAX (54-11) 4318-8231
メール conbsas@bn.mofa.go.jp
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