今回は、アルゼンチンの国際玄関こと エセイサ国際空港(EZE)から首都ブエノスアイレスまでの交通情報に関する記事です。
ホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ=AEP)でも同様の情報なので、ご参考にしてください。
この記事では
アルゼンチンの国際空港エセイサから市内までのおすすめ交通サービスを紹介します。
交通サービス一覧
エセイサ国際空港(ミニストロ・ピスタリーニ国際空港 = EZE)とブエノスアイレス市内を繋ぐサービスは以下の4つです。
- タクシー
- Uber
- シャトルバス
- バス
個人的なおすすめの移動方法はタクシーまたはUberです。
詳細は以下で説明します。
タクシー
エセイサ国際空港とブエノスアイレス市内の移動として、一番安定しているのはタクシー移動です。
ただし、メリットとデメリットがあります。
メリット
タクシー利用のメリットは以下です。
メリット
- 利用方法がわかりやすい
- ホテルから配車できる
- オンラインでの予約可能
タクシーは空港と市内の移動として定番のため、メリットの詳細は省略します。
ただし、タクシーの利用には注意点もあります。
注意点
一般的なタクシーの注意点だけではなく、ブエノスアイレス特有の注意点もあるので、しっかりと確認しておきましょう。
注意点
- 必ず空港内の店舗から配車すること
- 市内から空港に行く場合は現金のみ
- 行き先の伝え方に注意
- 他の方法に比べると高い
- チップ
- 配車代行
各詳細は以下です。
必ず空港内の店舗から配車すること
エセイサ国際空港からブエノスアイレス市内に移動する場合は必ず空港内にある店舗から「セキュリティータクシー」を配車しましょう。
空港外で待機しているタクシー運転手は、ぼったくりや盗難のリスクなどがあります。
入国ゲートの近くや、空港内に店舗のあるタクシー会社から配車しましょう。
ココがポイント
必ず空港内に店舗のあるタクシー会社から配車
市内から空港に行く場合は現金のみ
空港からセキュリティータクシーを配車する場合は、クレジットカードまたは現金の支払い方法から選べますが、ブエノスアイレス市内からエセイサおよびホルヘ・ニューベリー空港に行く場合の支払い方法は現金のみです。
ホテルから配車またはオンラインで事前にタクシーの配車を予約する場合も、クレジットカードではなく、現金での支払いになります。
ホテルから配車する場合は部屋にチャージまたはドル払いができるかもしれませんが、基本はアルゼンチンペソ払いです。
ココがポイント
市内から空港に行く場合は、基本的にアルゼンチンペソ払い
行き先の伝え方に注意
アルゼンチンのタクシー運転手は、よほど有名で大手のホテルでない限り「ホテルの名前」は覚えていません。
そのため、ホテルの名前ではなく、ホテルの住所を伝えることが一般的です。
もし、運転手がアドレス、アドレスと聞いてくる場合は「道の名前と番地」を伝えましょう。
例えば「Four Seasons Hotel」に行く場合は、住所である「Posadas 1086」と伝えれば目的地に着きます。
ココがポイント
目的地はホテル名ではなく、住所で伝える
他の方法に比べると高い
これは説明する必要もないかもしれませんが、タクシーによる移動が一番コストがかかります。
ただし、セキュリティや移動時間を考慮する場合、タクシーが利便性がいいため、目的に合う場合はタクシーがおすすめです。
チップ
荷物が2つより多い場合などはチップを要求されることがあります。
配車代行
旅行代理店や在住の日本人によるタクシー配車代行のサービスが見かけられますが、個人的にはおすすめしません。
配車を代行するだけで、タクシー運転手に払う料金は別だったりするためです。
この記事で紹介するように、空港内に店舗のあるタクシー会社から配車する限りは危険性は少なく、前払いのためぼったくりも避けられます。
以下では、エセイサ国際空港に店舗があるセキュリティータクシーの一例を紹介します。
Taxi Ezeiza
基本情報
HP: http://www.taxiezeiza.com.ar
乗車賃:30-40 USD
サービスカウンター: ターミナルA またはオンライン予約
乗車口:サービスカウンターで案内されます
乗車時間:24h
車体:ワゴン
Taxi Ezeiza(タクシーエセイサ)は空港とブエノスアイレス市内を繋ぐ定番のタクシー会社です。
利用方法や料金の詳細は以下の記事にまとめています。
次はTaxiよりも安価に移動できるUberの紹介です。
Uber
Uberでの移動はタクシーに比べて、安価です。
以前はUberでの移動はタクシー運転手による嫌がらせや、それにより半強制的に空港から遠い場所から乗り降りしなくてはいけませんでした。
最近になり、Uberでも空港と市内との移動が普通になったため「クレジットカードで支払いたい」「コストを抑えたい」という方におすすめです。
メリットはタクシーに比べて安価ですが、デメリットは空港での乗り場所に注意です。
配車状況や乗り場所を確認するためには常にインターネットに接続している必要があるため、 E-SIMやWi-FiポケットがないとUberを利用できない可能性があります。
反対に、インターネットがあり、Uberでの利用に慣れている方ならタクシーよりもUberの利用がコストを抑えられるためおすすめです。
ココがポイント
ネット環境があり、利用に慣れているならUberが便利
次は、よりコストを抑えたい方向けのシャトルバスの紹介です。
シャトルバス
シャトルバスは時間があり、スーツケースなどがなく荷物が少ない方向けです。
コストもタクシーやUberよりも安価に空港とブエノスアイレス市内を移動できます。
プエルト・マデロという地区に近い場所にバスターミナルがあります。
シャトルバス会社の詳細は以下です。
Manuel Tienda Leon
HP:http://www.tiendaleon.com/resultados/busqueda/bus/
乗車賃:10 USD
サービスカウンター:ターミナルA,オンライン予約
wifi:あり
到着地:Terminal Madero(Linea B近く)
乗車口:ターミナルA出口を左手に進んでいくとTienda Leonの券売機が見えます
乗車時間:6時〜21時は30分おきに 21時〜6時は1時間おきに運行します。
車体:白の車体にオレンジのライオンマーク
Manuel Tienda Leon(マヌエル・ティエンダ・レオン)はローカルから観光客まで圧倒的に人気なリムジンバスです。
ターミナルAからチケット購入、バス乗車までわかりやすい、ゆっくりとしたシート、Wi-Fi付き(使えるとは言っていない)で、安価なため人気です。
エセイサ空港とホルヘ・ニューベリー空港間も直通のシャトルバスを提供していたり、とにかく困ったらティエンダ・レオンが便利です。
ブエノスアイレス市内の到着地
シャトルバスは交通に便利な地下鉄B線の近くで停まります。
乗車口・チケットの購入場所、降車場所などの詳細は以下です。
ローカルバス
最後にローカルバスです。
ただし、ただ安いだけで、空港とブエノスアイレス市内までの移動時間は長く、スリや盗難などのリスクを高いため、全くおすすめしません。
乗車するにはSUBEという交通カードが必要なため、空港で発行をする必要があったり、とにかく時間のあるローカル向けで、荷物の多い観光客には不向きです。
もし、安く抑えたいならシャトルバスを利用しましょう。
ココがポイント
ローカルバスの利用は全くおすすめしません。コストを抑えたいならUberかシャトルバスを利用しましょう。
関連記事
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最後に
エセイサ国際空港とブエノスアイレス市内を繋ぐの移動手段についてまとめました。
おさらい
- 荷物が少なく、コストを抑えたい場合 → シャトルバス
- 人数・荷物が多く、コストが気にならない場合 → セキュリティタクシー
- タクシーよりもコストを抑えたい場合 → Uber
エセイサ国際空港から、タクシーを利用する場合は必ず空港内に店舗がある会社から配車してください。