年末に観光客が足を失う事態に。昨年に続き2年連続の悲しい事件です。

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今回はブエノスアイレスの年末に起きた悲しい事件についてです。
昨年の12月に続き2年連続で悲しい事件が年末に起きていたようです。
観光に来ていたスウェーデン人がスマホを奪ろうとした強盗に足を打たれて、切断する事態になりました。

参考リンク:https://www.infobae.com/sociedad/policiales/2019/01/03/balearon-a-un-turista-sueco-en-el-centro-porteno-y-tuvieron-que-amputarle-una-pierna/
https://www.clarin.com/policiales/pedi-disculpas-argentina-conto-mujer-salvo-vida-turista-sueco_0_qef0ml2qW.html#cxrecs_s

事件

スウェーデン国籍の観光客は 、日曜日の夜(12月30日)にガールフレンドと一緒に歩いていたときにモントセラート地区周辺でスマホを盗もうとした強盗によって撃たれました。

実際にはサンテルモに近く、9 de Julioというブエノスアイレスで最大の大通りの近くで夜は暗くて危ないことで有名な場所です。
サンテルモにはホテルが多いので、利用される方もでてくるとは思いますが夜出歩くときはくれぐれも注意してください。
9 de Julioの近くや暗い場所は危ないですので。

この被害に遭った男性は夜に路上でスマホを触っているところを強盗に狙われました。
通行している風にみせた車から犯人が降りてきて、スマホを触っている被害者に襲ってきました。
抵抗をしたためか右膝を打たれたみたいです。
その実際の衝撃の映像が大手ニュースサイトにあります。
防犯カメラが現場を抑えていました。

医療センターで彼は30日から31日の夜の間に4回手術を受けて、被害者たちは本望ではありませんでしたが、動脈損傷のため右膝の下から右脚を切断しなければなりませんでした。
この時の外科の担当医が昨年末にボカ地区でナイフで滅多刺しにされたアメリカ人観光客を担当したYamil Ponceという人です。

順調に回復しているのですぐに一般病棟に移される予定のようです。
ガールフレンドとメンドーサへの旅行が控えていたのですがこの悲しい事件のせいで中止です。

今回の事件から

12月30日という年末で、ブエノスアイレスでは夏にあたるので夜に出歩きたい気持ちはわかりますが、やはりスマホを外で利用しない、またはタクシー、Uberでの移動が好ましいですね。

サンテルモはバーもたくさんあるのですが、少し通りを間違えると急に危ない場所になるエリアです。
もし歩くとしても人通りがあるところ、スマホは見せないなどの注意が必要です。

このサイトでも何度も言ってますが、数千円、数百円のタクシー代をけちって、足や命を失うのは大変残念なことですので、夜に出歩く時はタクシー、Uberをご利用ください。
こちらの犯罪者は数万円のスマホのために尊い命を奪います。

防犯



最後に

もう一度言いますが、夜に出歩くときは十分にご注意ください。
タクシーやUberを使って移動することが、強盗から身を守るのに有効です。
タクシーによる強盗が不安な場合はご利用のホテルに配車してもらうなどすれば確率は下がると思います。

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