今回は空港から市内へのタクシーを利用する際の注意点の紹介です。
口コミでいただいたものを紹介します。
今回はスーツケース多めで観光に来てタクシーを利用する方のための記事です。ブエノスアイレスでタクシーを取る際の注意点を紹介します。
エセイサ空港から市内へのタクシーで
情報を提供してくれた方はご友人とロンドンからパタゴニアを経由してブエノスアイレスに入られたそうです。
タクシーは空港外の行列で拾った黄色と黒のタクシーで、Radio Taxiではないものだったそうです。
(空港内やホテルから手配したタクシーではないようです。)
乗ってしばらくすると、この方達が言語を理解しないのを確かめるかのようにスペイン語で話し続けたそうです。
Google translateを使ってくれと依頼したら、なんとスーツケース1個ずつに料金がかかると言われていたそうです。
胡散臭いと思ったので、ホテルと確認してから料金を払うと言ったら、わざとのようにホテルとは反対側に車を止められました。
間違いなく怪しいと思ったので、ホテルのレセプションと近くにたまたまいた警察に話をしてもらうと、タクシーの運転手はスーツケース1個あたりに「5タクシーコイン代」がかかると書いた証明書を持ち出してきました。
「タクシーコイン」って一体なんだという質問にはうやむやにしか答えず、払わなかったらスーツケースはトランクから出さないと言い張る始末だったそうです。
結局スーツケース1つあたり15ペソ払わされました。
車が去る際にナンバープレートの写真を撮ったら、ものすごい勢いで戻ってきて叫んできたのですが、その時には警察が対処してくれたので大事には至らずに済みました。
というものです。
タクシーコイン
今回出てきたタクシーコインという言葉は私も初めて聞きました。
調べてみたところ、厳密に言えばタクシーコインではなく、スーツケースについて料金を請求する権利がタクシードライバーにはあります。
http://www.buenosaires.gob.ar/taxis/tarifas
リンク先からの情報で
リンク先より抜粋
En caso de que viajes con valijas el taxista puede cobrarte un adicional en cierto caso. El equipaje permitido es el de mano y una valija, o bulto, que mida hasta 0,90 x 0,40 x 0,30. Pasado eso, por cada bulto de más tiene derecho a cobrarte un equivalente a cinco fichas.
ドライバーは手荷物と0,90 x 0,40 x 0,30を超えないサイズのカバンは無料で運ぶ。ただし以降の荷物は1つにつき5Ficha分チャージできる権利がある。
Fichaとは
Fichaとは料金の1メーターのこと。
まずタクシーは乗客がタクシーに乗った時点で、(例え1ブロックの移動でも)最低27.70ペソを支払う必要があります。
その後200メートルごとに2.77ペソ加算されます。
つまり1Fichaはだいたい2.77ペソです。
つまり2つ目以降の手荷物には5ficha=13.85ペソ(74円ほど)かかります。
これが情報提供者様が支払うように言われていた荷物一つにつき15ペソ(タクシーコイン)のことですね。
ただしこれは荷物1つ目はカウントされないみたいです。
あくまで2つ目からの荷物です。
そして夜10時から朝6時までの間はこのレートが20％増しの計算になります。
リンク先より抜粋
La tarifa consiste en $ 27,70 al momento de iniciar el viaje y $ 2,77 por cada 200 metros de recorrido o minuto de espera en caso de estar el vehículo detenido. Los viajes fuera de la Ciudad de Buenos Aires, sin regreso en el mismo taxi, pueden recibir un recargo por el recorrido que el vehículo deba realizar para volver a la Ciudad.
Entre las 22 y las 6 h rige una tarifa nocturna con un incremento del 20% en el valor del viaje.
アルゼンチンのタクシー
アルゼンチンでは日本と違い、個人経営のタクシーばかりです。
Radio Taxiというグループに属している運転手もいますが、まったく個人でする人もいます。
私は無所属のタクシーは犯罪者と絡んでいたり、ぼったくりをするイメージが強いのであまりおすすめしません。
タクシーを利用するときはRadio Taxiの文字があるぶん、幾分かましだと思います。
結局は運転手次第ですが、無所属は本当に追跡できない分、好き放題にするイメージがありますから。
私個人としては
タクシーはいい噂を聞かないのであまり利用しません。
もし必要なときはRemisというハイヤーやUberを利用する方が料金も事前にわかるしトラブルが少ないです。
詳しい情報は下記のリンクにまとめております。
空港からのタクシー
空港にいるタクシー運転手は観光客を騙せるものと思っているので、必ず近くを縄張りにしています。
私自身は一度も空港からタクシーをとったことがありませんが、Tienda Leonと呼ばれるオレンジ色のバスが人気のようです。
エセイサ空港からレティーロ駅、プエルトマデロまで行けます。
wifiもついているしFacebookグループの中では人気のバスです。
空港から市内までの移動サービスのまとめはこちらです。
結局は
タクシーはあまりいい噂を聞かないので、移動が必要な場合はUberやRemisというようなしっかりとしたサービスを利用することをおすすめします。
タクシー利用時の注意点
空港からのタクシー利用時に、お金は預けていた荷物を受け取ってから払いましょう。
荷物を乗せたまま立ち去るタクシーもいます。
とにかく警戒の意思を見せておく
タクシーに乗った時に有効なのは、タクシーの運転手に聞こえるように車のナンバーを他の人に伝える電話をすることです。
どこまで効果があるかはわかりませんが、最低限の予防にはなるでしょう。
偽札を摑まされることも
またお金を払った時に、素早く支払ったお金と偽札と交換してきて、「これは偽札だから使えないよ」と偽札を掴まさせられることもあります。
対処法は支払う100ペソを事前に撮影しておくことです。
お金をすかして撮影しましょう。
あと当たり前ですが
メーターをいじって料金の加算を加速させることもできますので、レミースやUberみたいに事前に料金がわかるものを利用した方がいいです。
最後に
私個人としてはエセイサ空港から市内への移動はしっかりとサービスの提供元がわかる会社のバスやタクシー/Remis/Uberを使うことをおすすめします。
ブエノスアイレスでのUberの注意事項については下記のリンクにまとめました。
またタクシーを取るときも流しではなく空港内のものをご利用ください。