今回はアルゼンチンの観光ガイドをしている私vacalocaが、世界3大瀑布のイグアスの滝(Cataratas del Iguazú)をわかりやすく紹介します。
イグアスの滝(アルゼンチン)の入園料・移動・ホテル・ロッカー・レストランなど観光に役立つ最新情報をお届けします。
この記事では
目次
イグアスの滝とは?
イグアス(Cataratas del Iguazú)の滝はアルゼンチンのミシオネス州にあるプエルト・イグアスという都市の「イグアス国立公園」の中にある滝でユネスコ世界遺産に登録されいます。
イグアスの滝はナイアガラの滝、ビクトリアの滝と共に世界三大瀑布に数えられています。
三大瀑布の中でもイグアスの滝は最大級の大きさを誇り、大小275もの滝が約4kmにもわたっています。
イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルの2つの国の国立公園に位置しており、どちらも ユネスコ世界遺産に登録されています。
イグアスの滝の8割がアルゼンチンに面しており、アルゼンチン側のイグアスの滝は大小無数の滝があり遊歩道を歩きながら滝を楽しめます。
その中でも特にアルゼンチン側でしか見れないとっておきの観光スポットが悪魔の喉笛(garganta del diablo)で、イグアスの滝といえばまずこの場所が真っ先に思い浮かぶほど人気の場所です。
そのほかにもクルーズで滝壺に突っ込んだり満月の時期限定のムーンウォークコースというワクワクのアトラクションツアーがあります。
以下、イグアスの滝(アルゼンチン側)のおすすめアクティビティを紹介します。
イグアス国立公園でのアクティビティ
イグアス国立公園にあるユネスコ世界遺産に登録されているイグアスの滝では以下の3つのアクティビティが楽しめます。
- 悪魔の喉笛(garganta del diablo)
- クルージング
- ナイトウォーク
各詳細は以下で紹介します。
悪魔の喉笛
悪魔の喉笛(garganta del diablo)はイグアスの滝の中でも超人気のスポットで、これを見ずに帰ることはできません。
悪魔の喉笛一帯は急降下する滝に囲まれており、水しぶき、滝の轟音、虹、野鳥など脳裏に焼きつくような豪快な体験ができます。
せっかくアルゼンチンに来たならこのイグアスの滝にある「悪魔の喉笛」を見ずに日本に帰国するのはもったいないですよ。
悪魔の喉笛の詳細画像は以下のリンクに記載しておりますので、ぜひご確認ください。
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Vacaloca観光ガイド「イグアスの滝(日帰り)」の詳細【観光地・費用・スケジュール】
クルージング
クルージングは滝の下に潜るツアーで、滝の真下に突撃するため文字通り水浸しになります。
荷物を水しぶきから完全に守る袋は渡されますので、カッパか着替えの服があれば十分楽しめるツアーです。
クルージングの詳細は以下のリンクよりお確かめください。
GetYourGuideでクルージングツアーの詳細を見る。
また当サイトで提供している「イグアスの滝日帰りツアー」でも組み込むことが可能ですので、お問い合わせの際にお知らせください。
ナイトウォーク
ナイトウォークは月に5回、満月の日にイグアスの滝国立公園で行われるユニークなアクティビティです。
国立公園の中央駅からジャングルを横断し、悪魔の喉笛(garganta del diablo)駅に向かうトレインに乗り、満月が照らすイグアス川上流に架かる歩道橋から悪魔の喉笛まで歩きます。
費用は利用可能な日程や混雑具合に変わりますので以下の公式サイトからお確かめください。
https://iguazuargentina.com/en/paseoalaluzdelaluna
以上がイグアス国立公園での主なアクティビティでした。
以下では日本からイグアスの滝までの移動方法を紹介します。
イグアスの滝までの移動方法
日本からイグアスの滝までの移動は以下のように移動します。
- 日本→ブエノスアイレス
- ブエノスアイレス(AEPまたはEZE)→プエルト・イグアス(IGR)
- プエルト・イグアス市内→イグアス国立公園
各詳細は以下で説明します。
ブエノスアイレスからプエルト・イグアス(IGR)まで
日本からイグアスの滝に行くためには、まずは日本からブエノスアイレスに移動しましょう。
ブエノスアイレスはアルゼンチンの首都であり、アルゼンチン国内の移動は基本的にここブエノスアイレスが基本になります。
ブエノスアイレスからイグアスの滝があるミシオネス州のプエルト・イグアスに訪れる場合は、飛行機かバスの選択肢になります。
飛行機がおすすめ
ブエノスアイレスからイグアスの滝までのおすすめの移動方法は飛行機です。
近年は国内線も国際線も格安空港が幅広く普及しているので、バスを利用するより飛行機を利用した方が腰の寿命も伸ばせるし時間も節約できます。
飛行機の移動はブエノスアイレスのエセイサ国際空港(Aeropuerto Ezeiza=EZE)またはホルヘ・ニューベリー空港(Aeroparque Jorge Newbery=AEP)からイグアス空港(Puerto Iguazú=IGR)です。
飛行機で移動する場合はブエノスアイレスから2時間、イグアス空港(IGR)からイグアス国立公園までは10分程度です。
プエルト・イグアスに滞在される場合はイグアス空港から30分程度です。
地球の歩き方などでは未だにバスでの移動方法を紹介していますが、今や価格もバスと飛行機でそこまで変わらないため、バスで長時間かけて移動するメリットが正直見当たりません。
アルゼンチンのLLCで低価格の飛行機を予約しましょう。
イグアス空港はPuerto Iguazú=IGRです。
ブエノスアイレスの空港から2時間ほどで移動できる・価格も高くないため、ミシオネス州までの移動が飛行機が絶対におすすめです。
ブエノスアイレス市内から空港までの行き方は下記のリンクにまとめてあるのでどうぞ。
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エセイサ国際空港とブエノスアイレス市内を繋ぐ4つの交通サービスまとめ
バス
ブエノスアイレスからイグアスの滝までバスで移動できますが、上述の通り、全くおすすめしません。
飛行機で移動しましょう。
イグアス空港からプエルト・イグアス市内までの移動
プエルト・イグアス市内に滞在される場合は、イグアス空港からシャトルバス、バス、タクシーで30分程度で移動できます。
シャトルバスは往復で5USD、バスが往復で10USD、タクシーが10USDほどです。
1人ならシャトルバスまたはバス、2人以上ならタクシーでの移動が最も経済的です。
どのサービスを利用するにしても必ず空港内にカウンターがあるものから利用してください。
プエルト・イグアス市内からイグアス国立公園までの移動
プエルト・イグアス市内からイグアス国立公園までの移動方法はバスまたはタクシーで30分程です。
バスの場合は往復券で10USD、タクシーで20USDほどです。
プエルト・イグアス市内からバスで移動する場合、バス乗り場(Terminal de Buses de Puerto Iguazú)でチケットを購入して移動します。
Terminal de Buses de Puerto Iguazú
Terminal de Buses de Puerto Iguazúはイグアス国立公園やイグアス空港行きのバスが発車するターミナルです。
坂道の傾斜が大きい道にあり、特徴的な緑色のブリッジが入り口にあるため比較的わかりやすいと思います。
また、後述するHotel Amayalの近くにあるため、方向に自信がない方、移動が心配な方はHotel Amayalの滞在がおすすめです。
バス自体の待ち時間や国立公園の入場付近でも行列ができるので、なるべく朝早くイグアス国立公園に向かわれることをおすすめします。
イグアス国立公園からイグアス空港まで
イグアス国立公園からイグアス空港までの移動はタクシーまたはバスで10分ほどです。
イグアス国立公園の入り口から端に写真のようなバス亭及びチケット販売所が見えますので、そこでチケットの購入及びバスに乗車します。
イグアス空港及びプエルト・イグアス市内に戻ることも可能です。
以上が日本からイグアス国立公園および周辺への移動方法の紹介でした。
以下ではイグアス国立公園の入園料金、ロッカー、悪魔の喉笛、トレッキングなどについて紹介します。
アルゼンチン側からブラジル側まで
アルゼンチン側からブラジル側までの移動はタクシーがおすすめです。
- 時短
- 乗り換えがない
- 運転手は待っててくれる
バスの場合は、アルゼンチン側から移民局まで、アルゼンチン側の移民局からブラジル側の移民局まで、ブラジル側の移民局から国立公園までの4回乗り換えになります。
時間がかかる、スペイン語・ポルトガル語を話さない場合は難しいため、国境越えに慣れているタクシー運転手と移動するほうがおすすめです。
タクシーはTerminal de Buses de Puerto Iguazúまたは市内のタクシー会社、ホテルのロビーから依頼できます。
国立公園には無料Wi-Fiがあるため、運転手とはWhatappで待ち合わせや、時間の変更などのメッセージをできます。
アルゼンチンからタクシーを配車する場合は大体40ドルが相場です。
イグアス国立公園
イグアスの滝および悪魔の喉笛はイグアス国立公園内にあります。
イグアス国立公園周辺にはホテルが少ないため、一般的にはプエルト・イグアス市内のホテルに滞在されるようになります。
イグアス国立公園の場所は以下です。
以下では入園料金、ロッカー、悪魔の喉笛、トレッキング・公園内の食事の詳細について紹介します。
入園料金
カテゴリ | 料金(USD) |
一般 | 30USD |
DNI保有者 | 10USD |
5歳以下 | 無料 |
*料金はレートやインフレにより変化いたしますので、目安として参考にしてください。
イグアス国立公園のチケット料金はアルゼンチン滞在資格保有者(DNIを持っている人)とそれ以外の一般観光者(DNIを持っていない人)では値段が異なります。
日本感覚だとまた、観光客贔屓かとなるのですが、アルゼンチンでは反対に地元民が割り引かれています。
チケット売り場は時間によっては混雑するため、後述しますが悪魔の喉笛までスムーズに訪れるためには事前に購入しておくことを推奨します。
公式サイト:https://iguazuargentina.com/tickets/en/
ロッカー
イグアス国立公園内にはロッカーのサービスがあります。
日帰りでイグアスの滝観光をされる方やホテルをチェックアウトしてイグアス国立公園の後にイグアス空港に向かわれる方向けです。
ロッカーのサイズは大中小とあります。
料金はサイズによって異なりますが、ロッカー(大)で4USDです。
ロッカー自体の場所は入場チケット購入場所近くです。
シーズン以外で訪れる場合、ロッカーがフルに使われることは少ないでしょうが朝早くに訪れることを推奨します。
ロッカーを利用するためにはロッカー近くにあるKiosco(キオスコ)で利用料金及び鍵を受け取る必要があります。
キオスコ
ロッカー及びチケット発売所の近くにあるキオスコでロッカーの利用料金及び鍵を受け取りましょう。
氏名・パスポート番号などを記入したのちに利用料金を支払えば鍵を受け取れます。
以下ではイグアスの滝の最大の目玉でもある悪魔の喉笛までスムーズに移動する方法を紹介します。
悪魔の喉笛のアクセス方法
イグアスの滝の最大の目玉でもある悪魔の喉笛までスムーズに移動する方法は以下です。
- 入園してすぐトレインのチケット発券
- トロッコで悪魔の喉笛駅まで移動
各詳細は以下で説明します。
入園してすぐトレインのチケット発券
イグアス国立公園入園して少し歩くとトレインのチケット発券所があります。
TICKET HEREと書いてあるのでわかると思います。
チケット発券所で悪魔の喉笛駅(Estación Garganta del Diablo)までチケットを発券してもらいましょう。
発券自体は無料ですが、混雑していると30分や40分待ちになるので、朝一番に入園するぐらいの気持ちで朝早く来た方がスムーズに移動できます。
トロッコで悪魔の喉笛駅まで移動
チケット発券所の奥に駅があるので、そこで発券してもらったチケットを職員に見せてトレインに乗ります。
約15-20分ほどで悪魔の喉笛駅まで移動できます。
悪魔の喉笛駅に到着すると、次は悪魔の喉笛までほそながーーーい滝(川)の上にかかっている展望橋を20分ほど歩きます。
結構細い橋の上に水しぶきで結構濡れていて滑りやすいので、しっかりとした靴を履いていくことをおすすめします。
また日差しが強く影が一切ないため日よけの帽子や水分も準備しておきましょう。
悪魔の喉笛
日陰のない展望橋を20分ほど歩くとようやくアルゼンチン旅行のマスト観光地「悪魔の喉笛」に辿り着きます。
悪魔の喉笛一帯は急降下する滝に囲まれており、水しぶき、滝の轟音、虹、野鳥など脳裏に焼きつくような豪快な体験ができます。
アルゼンチン旅行にせっかく来るなら日帰りでもここ「悪魔の喉笛」に訪れましょう。
悪魔の喉笛の詳細画像は以下のリンクに記載しておりますので、ぜひご確認ください。
-
Vacaloca観光ガイド「イグアスの滝(日帰り)」の詳細【観光地・費用・スケジュール】
トレッキング
悪魔の喉笛が最大の目玉であるイグアスの滝(アルゼンチン)ですが、実はトレッキングで悪魔の喉笛ほど大きくはありませんが様々な滝を見ることができます。
また上述したような悪魔の喉笛までトレインで移動する他にも、トレッキングで悪魔の喉笛までひたすら歩くことも可能です。
イグアス国立公園2日目・とことん自然を楽しみたい方には向いているかもしれません。
イグアス国立公園内レストラン
イグアス国立公園内にレストランは存在します。
国立公園内のレストランは食べ放題、量り売り、ファーストフードと好みに応じて選べます。
おすすめレストラン
おすすめはCentral Station(入場口して一番最初の駅)にある食べ放題・量り売りのレストラン「Fortin Cataratas」です。
サラダ・フルーツ・お肉までカバーしてくれているので、未知のものを食べる恐怖はありません笑
おすすめしないレストラン
反対におすすめしないのは、Cataratas Station(2つ目の駅)のファーストフードです。
上の画像のようなセットが9-17USDで販売されています。
イグアス国立公園内ではドルは公式に近いレートで決算されるため、あらかじめアルゼンチンペソを持っておくことをおすすめします。
注意
イグアス国立公園内で食事するときはCoatiというハナグマ属の動物にご注意ください。
食事をかっさらったり、テーブルに置いてある食べ物を盗まれます。
プエルト・イグアス(IGR)でおすすめのホテル
Gran Melia Iguazú
プエルト・イグアス(IGR)で最もおすすめするホテルはメリア イグアス ホテル(Gran Melia Iguazú)です。
元シェラトンホテルで、現在はメリアが所有しています。
アルゼンチン側のイグアス国立公園に唯一あるホテルで、なんとホテルから悪魔の喉笛が見えます。
プエルト・イグアスはこのイグアス国立公園一強の観光地のため他にすることはないので、移動や最高の思い出を残すなら少しお高いですがメリア イグアス ホテルがおすすめです。
予約する時には滝が見える部屋を予約すればもっと思い出に残るでしょう。
ホテルの写真や料金は下記のリンクからどうぞ。
Hotel Amayal
Hotel Amayalはプエルト・イグアス市内のバスターミナル(Terminal de Buses de Puerto Iguazú)の真向かいにあるホテルです。
方向に自信がない方、移動が心配な方、朝が苦手な方におすすめのホテルです。
写真のようにわかりやすくHotel Amayalの看板があるため、迷子になる不安もまずないでしょう。
また、街の真ん中にあるため、レストランやスーパー、お土産屋さんへ立ち寄る時もすごく便利です。
プエルト・イグアス(IGR)でおすすめのレストラン
プエルト・イグアス(IGR)のレストランエリアはTerminal de Buses de Puerto Iguazú周辺です。
おすすめ1
特に「Bakery and Confectionery El Árbol Real」がビュッフェ形式のため、名前がわからず変なものを注文した・安牌のハンバーガーしか食べられなかったということを回避できます。
おすすめ2
イグアス地域の食事を試してみたいなら「Color Parrilla & Pizza」がおすすめです。
店名にはPizzaが入っていますが、普通に料理の幅が広く、値段も平均なため、ローカルも多いです。
ジェラート屋
Bakery and Confectionery El Árbol Realのすぐ近くにある「Duomo Helados」がおすすめです。
Heladeria Cremolattiというジェラート屋も近くにありますが、こちらは少しお高いです。
Duomo Heladosはイグアス空港にもあります。
ミシオネスは基本的に気温が高いので、ジェラートがいいんですねー。
プエルト・イグアス(IGR)でおすすめのスーパー
アルゼンチン側、ブラジル側で2、3日滞在する場合はスーパーの利用もおすすめです。
水や果物、蚊除けスプレーなどを購入できます。
おすすめはRuta 17です。
まとめ
この記事では世界最大三大瀑布の一つ「イグアスの滝(アルゼンチン)」の入園料・移動・ホテル・ロッカーなど観光に役立つ最新情報をお届けしました。
アルゼンチン旅行で絶対に欠かすことができない「悪魔の喉笛」までの効率的な観光方法などを紹介しました。
「ブエノスアイレスに1日だけ滞在するけど、どこか観光に行きたい」「せっかくアルゼンチンに来たからイグアスの滝に行ってみたい」という方向けに私vacalocaが日帰りツアーも提供しております。
Vacaloca観光ガイド「イグアスの滝(日帰り)」の詳細は以下よりお確かめください。
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Vacaloca観光ガイド「イグアスの滝(日帰り)」の詳細【観光地・費用・スケジュール】