今回はブエノスアイレス市内を見渡せる建物、Palacio Barolo(パラシオ バローロ)の紹介です。
こちらは国会議事堂の近くにあり、外観もおしゃれな建物です。
ツアーを取ることで頂上に登り、市内を見渡せます。
これがまたいいんですよ。
基本的に高層ビルや高い建物が少ないブエノスアイレスではなかなか高いところから街を見ることができないので、ここかまたはドローン、高層ビルに住むぐらいしか市内は見渡せないんじゃないですかね。
こちらもカスタム観光ガイドで組めますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
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ブエノスアイレス観光ガイド | 2016年より100名以上に利用された安全・大満足のプライベートツアー
Palacio Barolo
Palacio Barolo(以下バロロ宮殿)は国会議事堂近くのモンセラート地区にあります。
バロロ宮殿はイタリア人のLuis Baroloという織物実業家が5月革命の100周年で出会ったイタリア人のMario Palantiという建築家に依頼をして建てられました。
その時にイタリアの詩人ダンテ・アリギエーリの神曲の建物にインスパイアされてデザインしました。
1923年7月7日に完成し、現在ではオフィスビルとして運用されています。
ダンテの神曲をなぞって、1〜6階がInfierno(地獄)、7〜13階がPurgatorio(煉獄)、14〜22階がParaiso(天国)というテーマです。
建物に入ってすぐは地獄なので、ツアーチケットを買わずに出るとただただ地獄に足を踏み入れただけになります・・・。
ツアーチケットを買わないと、展望台に行って写真を撮ることもできませんので、ただ地獄に突っ込むだけにならないように気をつけましょう。
場所
ツアー
こちらの展望台ですが、写真をいい風景の写真を取るためにはツアー(約1時間半)を取らないといけません。
外観と一階だけなら無料で撮れますが、市内を見渡した写真を取るにはツアーで入場しないといけないです。
もちろんツアーなので写真だけちょっと撮りに行ってもかまんすか?とはいかず、結構な長い話を聞かされますが、これもいい写真のためやでぇと我慢してください笑
写真を撮るまでの苦行
写真を撮るためには1.5時間のツアーと結構な階段を歩かないといけないです。
この階段は本当にきつかったです・・・。
ツアーは英語とスペイン語のものがあります。
月曜日から土曜日までツアーがありますが、火曜日は定休日です。
また日中コースとナイトツアーコースがあり、ナイトツアーの方が高くなります。
ビザ保有者は10%の割引があります。
チケットの購入場所
階段のきつさたるや
ガイドが地獄の層から始まると、エレベーターに乗り煉獄(7階)に行きます。
その後またエレベーターに乗り今度は天国に行きます。
これがまた天国という名の地獄の始まりです・・・。
天国では14階から20階まで鬼のように細い螺旋階段を足で上がります。
エレベーターが古すぎて使えないからなのか、趣なのかとにかく自分の足で歩きます。
バロロ宮殿は観光客よりもアルゼンチン人が多く、その中でも高齢の方が多かったです(私のときは)。
細い階段で頭上に注意しながら歩かされるのはツアーのチケットを購入する前に伝えておいて欲しいです。
20階にたどり着くとようやく市内の絶景が拝めます。
このために歩くんですよ、あのえげつない階段を。
心ゆくまで写真や動画を撮影した後は、最後まで行ってまえと頂上まであと2階分またしても足を使って登ります。
一番上は灯台になっております、こちらはさらに細い螺旋階段になっておりみなさんゼーハー言いながらなんとかかじりついて登ります。
ウルグアイにある灯台に信号を送るものですが、設計ミスだかで実は送れません、てへぺろらしいです。
そして灯台までの道を反対に下って行き、9階のオフィスで記念スタンプを押してもらいます。
この時に先ほどでてきたウルグアイの展望台(Palacio Salvo)に行った時の割引券がもらえます。
ギャラリー
最後に
今回はブエノスアイレス市内を見渡せる建物、Palacio Barolo(パラシオ バローロ)の紹介でした。
こちらは国会議事堂の近くにあり、外観もおしゃれな建物です。
国会議事堂周辺に立ち寄る時や黄色いバスで観光する時などに、お時間があるならぜひ立ち寄っておきたい観光地です。
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