今回はタイトル通り、またしてもアルゼンチンペソの価値が暴落しました。
これは今年の大統領選挙のための予備選で現大統領マクリ氏が他の候補者に圧倒的な支持率で負けたことに起因します。
アルゼンチンの大統領選挙の仕組みについてはここでは詳しくは触れませんが、アルゼンチンの大統領選挙は2019年の10月27日に本選挙、11月24日に決選投票があります。
そして8月11日に予備選挙がありました。
簡単に言えば、予備選で現大統領マクリ氏が他の候補者に圧倒的な支持率で負けたことで、次また前の政権に逆戻りかもという考えがアルゼンチンペソをまた紙くずに一歩近づけてくれました。
8月11日以前のアルゼンチンペソが1ドル=45ペソ前後でしたが、翌日の12日(月)は一時期1ドル=60ペソにまで下がりました。
これは短絡的なものでしたが、流石に、オワタ\(^o^)/となりました。
その後は落ち着いてきた(?)のか1ドル=55ペソ前後が続いております。
20%の価値がなくなっただけですみました(?)。
さてここからがタイトルの本題です。
このアルゼンチンペソの暴落によるいいニュースと悪いニュースが1つずつあります。
いいニュース
まずはいいニュースをば。
いいニュースはアルゼンチンペソの両替レートが良くなった。
以前までは1ドルで45ペソの交換でしたが、これからは同じ1ドルでも10ペソ多い、55ペソ前後で両替ができます。
例えば500ドルの両替で以前は22500ペソでしたが、これからは同じ500ドルで27500ペソの両替ができます。
その差なんと5000ペソです。
5000ペソって結構な額ですよ・・・。
だいたい8千円ぐらいの差ができるわけですよ。
もちろん、アルゼンチンではペソの暴落には慣れているのでお店も値段をあげて対応します。
対応して困るのは地元民とペソしか持っていない人だけで、観光で訪れた方にすれば、安いかなーぐらいの値段になります。
ペソ暴落後のアルゼンチンへお越しくださいませ!笑
悪いニュース
悪いニュースはペソの暴落により、治安の悪化の懸念です。
もう何回言ったかわからないこのセリフですが、治安の悪化が懸念されます。
もともと悪かろうが!というツッコミは無視しますが、国内の泥棒/強盗はより観光客が国外から持ってくるカメラ・スマホのようなアルゼンチン国内では特に高値で取引されるものが狙われるようになります。
観光で来る方はスマホないしカメラは絶対に持っており、自国と同じような感覚で使うため、そこを強盗/泥棒に狙われます。
また実際に住んでいる人でないとわからない[アルゼンチンの常識]があります。
これはアルゼンチン人なら日頃から気をつけていることですが、観光客では気づけないものがあります。
ブエノスアイレス市内の観光ガイドを私Vacalocaがしておりますので、治安に不安のある方はぜひお問い合わせください。
観光するときのアドバイスから効率よく市内観光等幅広くお手伝いできます。