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まとめ 観光

アルゼンチンと日本の違う知っておきたい習慣7つ。観光に来る前に必ずチェックしておいてください。

更新日:

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こんにちはー。2016年からアルゼンチン在住のvacaloca(@vacaloca1219)です。

今回はアルゼンチンと日本での知っておきたい違いをまとめました。
それはもう日本とアルゼンチンではお互いに地球の裏側にあたるので、生活スタイルや習慣もまったく異なりますよね。
旅行に来る前にチェックしておくことで、スムーズに旅行ができますので、ぜひ最後まで読んでください。

批判を恐れずに素直に書いていきます笑

また旅行する人用にブエノスアイレスで気をつけたいこともまとめした。

中にはアルゼンチンに限らずどこの国にもあてはまるものもあります。
その場合は日本が特殊だということが多いですよね。

特に時間に対するこだわりや過剰な接客姿勢とかね。
そんなとこも含めて今回は私が思う日本とアルゼンチンのここが違う!!というところをまとめてみました。

今回はあくまで習慣についてフォーカスしてます。
アルゼンチンはここがダメだ!とかこれだから日本は・・・とかいう批判のものではなく、私がただ違うなーと思うところを書くだけですので、そうなんじゃーぐらいでお読みください。

【治安】アルゼンチン/ブエノスアイレスで気をつけたいこと、路上/お店/服装

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時間の捉え方

まずはじめにこれですよね。
時間の捉え方。
日本と海外では時間の捉え方はまっっったく違います。
もちろん、日本が時間に正確(厳しい)です笑

日本だと5分前行動とか言う悪しき習慣が、義務教育中に叩き込まれますよね。
そのため時間にルーズな人は邪険にされますよね笑
私も時間を守らない人はどうかと思う人の一人でした。
でもアメリカで語学留学()してからは、ああ日本以外だとこんなにも時間にルーズなんだと。

それ以来は日本でも、他の国から来た人と会う時は気持ち遅めに会うように行動してました。
日本に長く住んでいる人は時間通りに行動する傾向にありますが、来たばかりの人は時間にルーズだと思います。

アルゼンチンもやっぱり時間にルーズ

アルゼンチンでもよっぽどの会社勤めの人でもない限りはだいたいルーズです。
勤務開始時間とかは守るのでしょうけど、約束事の時間の時はだいたい適当です。

待ち合わせの5分遅れて到着して、いらいらしているようではアルゼンチンでは生きていけませんよ。

ストレスで穴が開く前に、まあそんなもんだろといなすようにしましょう笑

インターネット工事や、メルカドリブレでの荷物の受け取りの時など、予定時刻通りにことが動くことはまずありませんでした。
心底がっかりさせられました笑

一番ひどかったのは冷蔵庫を受け取った時ですね。

冷蔵庫が届いたけど、やっぱりまたもアルゼンチンしてきましたね。そのほかにも引っ越しのときですら、何週間も延長させられましたしね。

友人間の待ち合わせはだいたいでいい

私のアルゼンチン人の友人はだいたい時間通りに待ち合わせも成立しますが、彼らからすれば私はすごく異端らしいです。

時間通りに待ち合わせが成立するなんて!!
お前さてはアルゼンチン人じゃないな!!って。
二の句には必ず、アルゼンチン人同士なら必ず時間に遅れるのにな。です。

だいたい待ち合わせしても30分から1時間は遅れるらしいです。
それもうその時間に待ち合わせしろよ・・・って思いますよね。

私の場合

実際私はアルゼンチンの人は待ち合わせの時間は、どうせ遅れてくるだろうなと思って行動しているので、実際の待ち合わせの時間より遅れて行動します。
自分も時間にはルーズだから丁度いいやという人にはアルゼンチンという国は超おすすめです笑

わたしもそのうち時間にルーズな人になって、気楽に過ごしていけたらなーって思ってます。
時間に厳しいままだとストレスが半端じゃなさそうなのでね笑

郷に入れば郷に従うタイプの人間です。

ルーズな理由

これにも理由はあります。
1つはまあ時間に遅れてもいいかと考えている節があるからですよね。
もう1つはバスや地下鉄などが時間通りに来なかったり、そもそも時刻表なんて誰も知らないから、予定通りに動けないという側面もあります。

時刻表がないから、だいたいこのぐらいの時間に来るだろうと思ってみんな行動します。
ですが、バスが不規則な時間に来たり、ひどい時には同じバスが5台同時に遅れてきたりするようなルーズな国です。
バスも時刻通りこれないのは、ブエノスアイレスではデモが頻繁にあるので、その影響もあります。

デモについては後述します。
まあだいたい時刻通りに来ないのはバスの運転手が時間を気にしない人たちだからです。
なのでバスの利用者も時間や予定を狂わされます。

こういうところから直していかない限り貧困からは抜け出せないと私は思っています。
やっぱり、時間の無駄が多いですからね。
時は金なり。

一般的な食事の時間

アルゼンチンでの食事の時間は昼ごはんが12時。
メリエンダ(3時のおやつ)が5時か6時です。
夕食が10時前後が一般的です。
レストランは8時開店ですが、混み始めるのは10時からです。

なので人がいないうちに食べたいなら8時少し後がおすすめです。

学校の時間

学校の時間は私立か公立かによります。

公立だと朝か昼か選べ、クラスはその時から5時間ぐらいだけらしいです。
1日にですよ。
やたらと短いですよね。

私立の授業時間は学校の方針によります。

また大学までは授業は時間通りに始まるし、終わります。
ただ大学に入ってからはもう少し適当になります。

私が通っているレングアスビバスでも授業の開始時間はたいてい予定時刻より15分前後遅れて始まります。
ひどいときは30分ぐらいです。

アルゼンチンのクラブ

クラブは朝2時から8時までが一般的です。
もう体がついていかないですよね笑

買い物

2つめの違いは買い物の時です。

食料品

食料品はスーパーなどで買うと少し割高なので、みなさん八百屋や肉屋などの専門店を利用します。
八百屋(verdulería)、肉屋(carnicería)、パン屋(panadería)といいます。
日本語の"屋"はスペイン語の"ería"にあたります。

だからイオンやらのスーパーで一気にまとめて食料品を買うのではなく、こういった〇〇屋という商店街のお店を利用するイメージです。
なので何軒も歩き回る必要があります笑
いいんですけどね、安いにこしたことはないです。

また八百屋さんの野菜はスーパーに比べて安い理由は、その形が悪いからだと思います。
結構訳あり商品みたいな野菜はとにかく安いです。
その代わり腐ってるものをつかまされる時もあるので、ちゃんと自分で指定して野菜を買うことをおすすめします。

恥じらっていては向こうの思うままですのでね、しっかりと自分の意見をいうことが大事です。
野菜は不揃いのものが多いのか、供給量が多いのか、日本に比べれば安く手に入ります。
お肉は近年インフレでなんとも言えませんが、それでも牛肉はまだ日本より安いと思います。

あとチョコレートはありえないぐらい高いです。

一般的な買い物

食料品のお店もそうなんですけど、日本とはだいぶ違うところがあります。
まず入店する時はコインロッカーに荷物を預けるか、手持ちのカバンをみせてからの入店が一般的です。(モールとかは違います。)

COTOではカバンごと入店するには入り口のセキュリティーでカバンをプラ袋に入れてもらう必要があります。
万引きなどが多いのとセキュリティーのカメラを使うお金がないのか知りませんが、とにかく自分は盗んでないよというのを証明する必要があります。

まあこの国の経済状況と万引きが多いのを考えれば当然ですよね。
なので荷物を見せるように言われたら素直に見せましょう。
これは何も買わずに立ち去る時や、レジの時にカバンを持っている場合でも見せる必要があります。

なので私は普段はバックパックで買い物には行きません。
エコバッグか、または手荷物なしの状態で買い物に行きます。

またここでは大きなお店やしっかりとしたお店で以外レシート(factura)は渡されないことが多いです。
中華系のお店だとまったくレシートをもらえません。

家計簿をつけているので必要なので、レシートくださいと毎回いいます。
しかし場所によっては大丈夫だからという謎のお言葉をもらって、レシートをもらえないこともあります。
特にキオスコでは聞いてももらえないことが多々あります。
多分、税金をちょろまかすためなのか、レシートの値段と打った値段が違うからなのかは謎です。

また全てのお店とはいいませんが、だいたいは見た目で観光客や外国人だと思われればお金をちょろまかされることもあります。
そういうお店はだいたい品物に値札を張っていません。
もしお客が観光客や外国人だと思わればだいたいちょろまかされます。

もちろん誠実なお店もありますけど、ここでは騙されるほうが悪いという、"ざわ・・・ざわ・・・"ルールがありますので、ぼったくられてると思えば、はっきりNoと言って違うお店を探しましょう。
私もキオスコで携帯のチャージSUBEのチャージをする時に彼女と行く時は一度もない2ペソ(14円ぐらい)を手数料高なんだかでチャージされます。
まあ2ペソぐらいなら面倒だからもう何も言いませんけど。

関税がえげつない

私はアルゼンチンで食料品以外あまり外で買い物はしません。

まずアルゼンチンでは消費税(IVA:付加価値税)が21%(!!!)というえげつない税率がかかっています。
消費税10%で揉めてる日本が可愛く見えますね。

輸入品にも関税がかかりまくっていて高いものばかりだし、服も質に見合わず高いですし、アルゼンチンでは贅沢品や電子機器を買うつもりは毛頭もありません。
一般的にアルゼンチンの人はチリやウルグアイなどの近隣国で買ったり、アメリカ合衆国でまとめ買いするみたいです。
私も次に日本に帰った時に爆買いしようと思っています。

お土産以外はここでものを買うことはおすすめしません。
アルゼンチンは他の南米と違い物価が高いです。
それはアルゼンチンはメルコスールという南米南部共同市場に加入してるからなんですね。

これは南米のか入国の間では関税はなしで、加入国以外からは税金かけまくって、メルコスール内の産業の保護を強めようというものです。
反米的な国が多い南米で、アメリカからの貿易侵略を防ぐためのものですね。
おかげでなんでも高いですし、ここにある家電などのだいたいは中韓のメーカーのものが圧倒的にシェアが多いです。
お金がある人だけがiPhoneやら海外メーカーのものを買います。

メルカドリブレという南米のAMAZON

私は家具や冷蔵庫など必要なものだけはメルカドリブレという南米のアマゾンを利用します。
値段がわかるのと、安く買える、また買い手の保護もあるので利用しています。

たまに詐欺とかもあるみたいですけど。
詳しい使い方はこちらをどうぞ。

値切りはないけど、現金だと安くなるかも?

アルゼンチンでは基本的に値切りは突っぱねられるし、恥ずかしいのでしないです。
日本の屋台とかデパートで値切る感じで言っても"NO"しか返って来ませんよ笑

その代わり、お店によっては現金だと割引されたり、クレジット払いだと割引されたりします。
エフェクティボ(Efectivo)=現金 です。

細かいことだけど

日本みたいにポイントカード天国っていうのはどこの国もあまりないのでしょうが、アルゼンチンでもあまりポイントカードはみません。
あるにはあるみたいですが、主流ではないです。

あとレストランのチップはだいたいお会計の10%を支払います。
それかきりのいい数字で大丈夫です。
チップは現金のみです。

またアルゼンチンのお金事情については下記のリンクにまとめていますのでどうぞ。

 

食べ物

やっぱり肉食!

アルゼンチンでの主食はパスタなどの粉物と畜産大国らしくお肉(牛肉)です。
お肉ではAsado(アサード)という豪快なBBQがアルゼンチンではとても有名です。

ホームパーティーではだいたいアサードです。
お肉が焼ける男がいけてる男という風潮なのでアルゼンチンに来るならアサードをマスターしたいものですね。

家にはパリーシャと呼ばれる器具で、豪快にBBQをするのがアルゼンチンです。

アサードの詳細はこちらです。

【スペイン語】牛肉の部位・焼き加減の単語まとめ【ステーキ】

もちろん、ベジタリアン(ビーガン)の方もいますので肉や動物を使わない食品を提供するお店も市内にはたくさんあります。

アルゼンチン人がよく食べるご飯

パスタやピッツァ、ミラネサ(牛肉のとんかつ)、エンパナダスなどが私がよく聞く彼らの好物ですね。

北部や南部の人はそれらに加えて、ロクロ、タマルなどを食べます。

イタリア移民が多かったので、イタリア風の味付けが多いです。
Queso y jamon(ケソ イ ハモン)=チーズとハムの組み合わせのものがおおいです。

レストランもそこらかしこにピザのお店があります。
ピザかミラネサのお店。
もうこれが定番のディナーです。

最近ではハンバーガーが人気みたいですけどね。
お魚も売っていますが、ブエノスアイレスで見るお魚は本当にこれは食べれるのだろうかと思わざるをいられないぐらいのひどいものです。
それに高いしね笑

だから私はいつもお肉とパスタを食べています。
野菜と果物もね。

アルゼンチンではパスタだけでなく、お米を食べる人もいますが、そのために炊飯器を買うことはありません。

よっぽど毎日お米を食べる人しか買わないみたいです。
食べる人でも高いからと買わない人もいますが笑

アルゼンチンに来るなら食べておきたい食べ物一覧【パラメータ付き】
 

アルゼンチンのソウルフード


日本人の牛丼、アメリカ人のハンバーガー、メキシコ人のタコス、トルコ人のケバブ的なものはここではエンパナダとチョリパンです。
チョリパンはトラックフードで売られているものが、美味しいですよ!

プエルトマデロ区(Barrio puerto madero)のコスタネラ(costanera sur)にチョリパンやサンドウィッチのトラックフードがしのぎをけずっています。

生卵は食べません

アルゼンチンというより、日本以外だと思いますが、生卵は食べません。
生卵を食べることを想定していないためサルモネラ菌は殺菌されていません。
なので生では食べないでください。

海外住みですとたまにTKGが懐かしくなるのはあるあるですよね。

食事の時間

アルゼンチンではイタリア風のご飯が多く、肉物が多いので、慣れていない人には最初は重いかもしれないですね笑

また食べる時間も少し癖があって、時間の目次で述べたようにアルゼンチンでの食事の時間は昼ごはんが12時。
メリエンダ(3時のおやつ)が5時か6時、夕食が10時前後が一般的です。

マテ茶


飲み物はマテ茶というお茶を飲む人が多いです。
日本でいう緑茶みたいなもので、幅広い世代の人に愛飲されています。
仕事中でも通勤中でもマテ茶を飲みます。

詳しくはこちらをどうぞ。

学校

小学就学前教育

日本:3歳から (3年制の場合)
アルゼンチン:5歳から(1年制)

小学校

日本:6歳から12歳まで 6年制
アルゼンチン:6歳から13歳まで 7年制

ランドセルはないですが、キャリーバッグで通学してる子供が多いです。

中等学校

日本:12歳から15歳まで 3年制
アルゼンチン:13歳から18歳(19歳)まで 5年制 または 6年制
(文化系は5年制、理工系は6年制)

高等学校

日本:15歳から18歳まで 3年制 (義務教育ではない)
アルゼンチン:中等学校にあたる (義務教育内)

比較すると

日本の義務教育は小学就学前教育から中学校卒業までの12年です。
一方アルゼンチンは小学就学前教育から同じく中等学校卒業までで13年または14年です。

ただしアルゼンチンの中等学校は日本の高等学校も含みます。

公立学校は大学院以外授業料は無料です。
私立はピンキリです。

公立学校は授業料は無料ですが、授業時間が少なかったり、教師がストライキをするので時間がなかったりすることがあります。
トイレが鬼のように汚いのも公立の宿命です。

私立は、そのお金に見合った学校になります。

通学はもちろん保護者同伴です。
中学校あたりでバスに子供同士で乗らせるようにもなりますが、それは家庭次第です。
小学校の間はスクールバスか、保護者同伴です。

公立の子は白衣を着ています。
髪とかは染めてもいいですし、服装もクレイジーなのが10代の特権ですよね。
もちろん学校によっては日本と同じぐらい服装に厳しいところもあります。(私立)

日本と違い

清掃は業者に頼みます。
まあだいたいの国が清掃は業者に頼みますよね。
それでいいと思いますよ。
お金を浮かせたいなら生徒に清掃させてもいいけど、まあ清掃なんてしないでしょうね。
学校でもどこでも落書きがえげつないですからね。

あと業者の仕事を奪うので良くないでしょうし。

学校は変わらない

通常ですと、一度入学すれば大学まで学校は変わらないのがアルゼンチンでは一般的なようです。
中学受験もあり、大学までエスカレーターで行けるため、難しいようです。

ただ一般的には同じ学校に通うのが通例らしいです。

大学

大学も公立は授業料はかかりません。
必要なのは教科書、参考書費ぐらいです。
あとテストの時などの用紙代は徴収されます笑

アルゼンチンで一番だと言われている大学UBAも入学しても授業料はかかりません。
入学のテストもないので、誰でも入学できます。
南米の他の国からも優れた学術をUBAで学ぶために来る人もたくさんいます。
特に医学部が学費がかからないので人気みたいです。

その後1年は基礎科目のクラスを取り、その出来次第によって専門科目を受けることができるか決まります。

誰でも入学できますが、誰でも簡単に専門科目を取れるわけではないので、辞める人や時間がかかる人がいるのも確かですね。

アルゼンチンではフルタイムの仕事をしながら大学に通う人や、普通に大学生としてだけ勉強に専念する人の二つのパターンがあります。
フルタイムで仕事をしながら学校に通うので、その分卒業は遅くなりがちです。
30歳前後で卒業する人もいれば、30歳を過ぎてから別の大学で、違う科目を勉強し始める人もいるぐらい、学びの場が誰にでもオープンなのは非常に評価されるべきですよね。

卒業が遅いので、将来計画が立ちにくい人もいますが、そこは愛に対する異常なパッションでカバーされますので無問題。

外務省HP参照:http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/world_school/04latinamerica/infoC40100.html

マナー

日本人(アジア人)がアルゼンチンでしがちなマナー違反を紹介します。

音を立てて食べる

食事中に音を立てて食べる。
いわゆるクチャラーですね。
これはスーパーマナー違反です。
日本でもですが、嫌悪の対象です。

ラーメンやうどんを食べる時に音を立てるのがマナーだとかなんとかは日本国内だけですので、海外では麺類でも音を立てずに食べるほうがお上品ですよ。

食器を持ち上げる

フォークとナイフを使う国では食器は通常持ち上げません。
持ち上げるとがっついていてみすぼらしいイメージを持たれるので気をつけましょう。

犬食いをしろということではなく、上手にフォークとナイフを駆使してください笑

鼻をすする

アジア圏内だと鼻をすする人がいますが、アルゼンチンではこれもマナー違反です。
鼻はかみましょう。
ちゃんとティッシュを持ち歩くのが紳士淑女ですぞ。

私は中耳炎になったので、このマナーとは別の理由で鼻をかむようにしてますが、鼻をすすっている人は気をつけてください。

休日に電話やメールをする

アルゼンチンでは土曜日はまだ大丈夫ですが、日曜日は休むと決めている人が多いので、仕事の用事などでの電話は控えましょう。

レディーファースト

人によってはこのレディーファースト論は分かれます。
レディーファーストは高齢の方は積極的にしますが、若い人はそうでもないらしい(?)です。

理由は若い人の場合、レディーファーストにかこつけてバスの乗り降りの時に女性のおしりを見たりするかららしいです。
お、おうって感じですね。

でも確かに高齢の男性の方はレディファーストをしていますが、若い人はそんなでもないような気がします。

マナーというか当たり前だけど

日本のテレビのように女性を軽視した行動をとってはいけませんよ。
今アルゼンチンをはじめ南米では女性の権利を守るための活動が活発です。
そんな時に日本と同じ感じで、女性を扱えばリンチにされます。
日本でも本当はそういうのはあってはいけないんですけどね。

逆に日本人が驚くこと

それはもう引くぐらいの情熱的なキッスを公然とします。
10代から高齢の方まで、私は恥ずかしくてしないですけど、こちらでは普通なので白い目で見れば、逆に変な目でみられますよ。

またホットな女性を見れば口笛を吹きます。
ヒューッヒュー みたいな映画でしか見たことないことを本当にします。
生で見たときは本気で冗談かドッキリでもしてるのかと思いました。

働く人

接客業の人

アルゼンチンや海外では接客業の人は日本のような過剰なサービスではなく、最低限のサービスで済ませようとします。
チップで稼ぐ、レストランやホテル以外のサービス業の人は特にね。

お客様は神様ではなく、お店が客にものを売ってやっているという感じです。
適当にあしらわれてもムッとしたり、嫌な顔をしないでください。

日本が過剰なサービスをしてあなたを甘やかしているだけですから。

消費者としては少し、物足りないと思うところも多々ありますが、これが働き手になれば、接客が楽でいいだろうなーとか思ってしまいますよね笑

おもてなしなどはなく、観光客からは金を巻き上げたろかいという勢いのある方々が多いです。

服装

日本のように全員が意味なくスーツを着る必要はないです。
天候や気候にあった服を着ればいいと思いますよ。

アルゼンチンではよっぽどのお堅い職の人でないとスーツは着ません。
弁護士や銀行員の方々がそうです。

会社によりますが、ジーンズはだめで、チノパンを履かないといけないところなどもあります。
服装は会社の規則によります。

日本と違って誰でも無意味にスーツを着ているわけじゃないので、息苦しくなさそうです笑

タクシーの運転手はもちろん私服です。
バスの運転手は青色の制服ですけどスーツではありません。

勤務中

アルゼンチンでは勤務中でもマテ茶を飲みながらの接客だったり、スマホを触りまくっていたりします。
おしゃべりに夢中で業務すっぽらかしも、普通です。
日本みたいなクレーマーがいないからじゃなくて、それが普通なのでみんな何も言いません。

これは会社勤めの人でなく、接客業(スーパーやキオスコの店員のような)の人が多く、なんでも自分の仕事が好きじゃないから、こんななんだとか。
露骨ですね。
まあ自分に正直に生きられる分、いいと思いますよ。

陰険なクレームがないのか、全く気にしないのか知りませんが、ストレスはなさそうで羨ましいポイントですよね。
全然揶揄とかではなく、正直に羨ましいです笑

マテ茶は真面目な人でも飲んでいますが、それ以外の明らかにダメだろ・・・というのは全員ではなく、そういう人もいますっていうぐらいなので、怒らないでね笑
もちろん、アルゼンチン人の中にもこういうのを嫌う人もいます。
それはもう、人によるとしか言えませんが、私が受けた印象は、適当な接客が多いです。

これは多分私がそれに見合った値段のお店しか利用できない貧しい人だからかもしれませんけどね笑
お金持ちの人、こんなのアルゼンチンじゃないとか怒らないでね笑

デモ

最後の習慣の違いは、デモについてです。
日本だと、少し前にSEALDsだのというしょうもないラップをするだけのデモが持て囃されていましたよね。
民主主義ってなんなの?って。

アルゼンチンのデモはそんなおこちゃまなものじゃなくて、本気で変えてやろうともっと過激です。
私が言っているのは前大統領のクリスティーナがしているようなお金をばらまいて行われるデモではありませんのであしからず。
あんなものはただのメディア用のものなので。

ブエノスアイレスに住んでいる人なら当たり前ですが、市内には毎週どこかでデモがあります。
政治についてだったり、賃金上げだったり、不買運動だったり、マルビーナスについてだったり、デモパレードが盛んです。
それに伴い、道を封鎖するので、移動が不便になることが多いです。
私は引っ越して来た時に、これが相当不満でした。

賃上げのデモなんかしてる暇があれば働いて、評価あげろよと思っていました。
しかしアルゼンチンの友人は、この国ではそれだけじゃ変わらないから、デモやらストライキやらの強行策を使わないと変わらないものもあるんだって。

日本企業がブラックだの、社畜が〜、だの言われていますが、今の日本に必要なのは、ちゃんと意見を言うことだと思いました。
ただ上に従うだけじゃなくて、ちゃんと意見を通して、ダメなものはダメだって言う必要があるんだと思いました。
日本企業で一回も働いたことないニートの私だから言える理想論ですね笑
現実は甘くないんでしょうね。

私はブエノスアイレスでも政治的なデモは嫌いです。
日本と同じで、デモをする人をお金で買っていたりするメディア向けのものだからです。
そういうデモは身なりを見ればすぐわかります。
ああこれはお金が支給されるデモだなって。

ちゃんと目的を持ったデモは支持します。
いくらバスが止められて1時間身動きが取れなかったりしても。
なぜならもう私は市内に引っ越ししたのでいざとなれば歩いて帰るなりできるので、前ほどデモに対しての嫌悪感は薄まりました笑

自分に危害がないなら、好きにしてくれ笑

学校の先生も賃上げでストライキをします。
それはパロドセンテと呼ばれます。
クラスがなくなったり、授業に支障をきたすのでこれはあまり支持しません。
教育っていうのはとても大事なものですからね。
私立の子には関係ないですけどね。

あとたまにすごくバイオレンスなデモもあります、警備隊と暴徒と化したデモ隊が衝突することもあります。
その周りには絶対に近づかないでください。

ゼネラルストライキ

またブエノスアイレスではゼネストがあります。
だいたい4月と8月とかです。

ゆとり世代の私はゼネストなど日本でも経験したことなかったので、こげんなもんが本当にあるんじゃなって思いました。

もう面白いぐらいに、市内でも人が働いていません。
バスも地下鉄もなし、キオスコも閉店、その他のお店も閉まります。(他国企業のお店は営業しています笑)

この日は家でゆっくり休むのがベストです。

最後に

日本とアルゼンチンでは地球上でも正反対に位置するので、習慣の違いも大きく異なります。

私も最初は正直「うへー、これはストレスぱないどす」状態でしたが、ブエノスアイレス市内に引っ越しして、外に出る機会も増えた今では慣れてきたのか、特段気にならなくなりました。
なんでも慣れですね笑

細かい習慣の違いとして、少量の雨ぐらいでは傘をささないとか、大人の女性は長靴をファッションとして取り入れているとかもあります。
ここら辺はファッションの違いの記事を書く時に詳しく掘り下げます。

最近私はブエノスアイレス、アルゼンチン好きです。
やっぱりエキサイティングなのと友人ができてきたからですね笑
結局は知り合いさえいれば私にとってはどこの環境でも大丈夫です。

習慣の違いは、指摘されるたびに直したり気をつけていけば、すぐアルゼンチンに溶け込め好きになりますよ。

日本人からしたら接客の適当さなどは、少し気になるかもしれませんが日本が異常なので、もっと気楽にしてください。
気楽が一番楽です笑
開き直って楽に構えると、もうアルゼンチン好きになるのもあと少しですよ。

もしアルゼンチンに来ることがあれば、この習慣の違いを頭の片隅にいれて置けば、来た時のギャップが少なくなってもっと旅行、観光が楽しめますよ!!

そして渡航前に確認しておいていただきたいのが、ブエノスアイレスの治安についてです。
こちらに治安の情報をまとめていますのでご参考にしてください。

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